3年ぶり「サマソニ」大阪開催 プロデューサーが語る感染対策の苦労、思い、魅力とは(神戸新聞NEXT) – Yahoo!ニュース – Yahoo!ニュース

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2019年8月に開催されたサマーソニック大阪公演=大阪市此花区((C)SUMMER SONIC All Rights Reserved.)
 日本を代表する大規模フェス「SUMMER SONIC(サマーソニック)」(8月20、21日/大阪市)。新型コロナウイルス禍などで、大阪では3年ぶりの開催となる。企画・運営するキョードー関西(大阪市)プロデューサーの上田将聡さん(35)に、今年のサマソニに懸ける思い、感染対策の苦労、大阪公演の魅力などを聞いた。 【写真】キョードー関西プロデューサーの上田将聡さん。「大学生の時、初めてサマソニに行って衝撃を受けた」という 【緩和方向に】  -2020年のサマソニは東京五輪・パラリンピックの影響で休止となり、代替イベント「スーパーソニック」はコロナ禍で延期。21年も大阪公演は中止でした。今年はようやく、ですね。  「21年の大阪公演は、まだ海外アーティストの移動のハードルが高くて実施できませんでした。その年、東京(開催地は千葉市)のスーパーソニックに行ったんですけど、クリーン・バンディット(英国のエレクトロニックグループ)の音が鳴った時、全く違う感覚を覚えましたね。『あ、この感動は久々だな』と。それを西日本、関西のお客さんにも、野外の開放感の中、世界で活躍する洋楽アーティストの音を聴いていただける機会をつくれるっていうのは、非常に夢があるなと思いました」  -スーパーソニックでは、公式アプリでの問診票の登録、マスクの常時着用、大声・歓声の禁止、アルコール販売なしなどの対策がとられました。今年は?  「緩和方向には動いています。僕らはイベントのガイドラインとか、行政からの要請とかをよく把握して、移り変わりも知っているんですけど、お客さんは公式サイトの情報しか知らない。だから、分かりやすい形で伝わる努力をしようと思っています」  「ただ具体的に書くことで、首を絞めることもあるんですよ。細かく書けば書くほど、『書いていないからやってもいいんでしょ』というような突っ込みを入れてくる方もいらっしゃるわけで。そこのバランスは考えないといけない。人に迷惑かけないようにしようとか、楽しくみんなでやるためにこういうふうにしようっていう、空気感が共有できる文章を出すことが大事かもしれないですね」 【「何が起こるか…」こそロック?】  -昨年は一部のフェスが不十分な感染対策によって批判を浴びました。フェス業界全体のイメージ悪化にもつながりました。  「いろいろとやりづらくなってしまうのかなとは思いました。でも、この前、サマソニのプロモーションで、芸人の永野さんのYouTubeチャンネルに出てしゃべらせてもらったんですけど、鋭いなということをおっしゃっていて。永野さんはすごく洋楽が好きな、ピュアなファンなんですが、『フェスの現場に対して、リスナーやアーティストの緊張感がちょっとないよね』って」  「おもしろいなって、非常に感動しました。最近はイベントのサービスとかすごく良くなっているんですけど、何が起こるか分からない、怖いという感じが『ロックの本来の形じゃない?』と。イベントの運営をどう守るかはさておき、表現という面では攻めた方がいいんじゃないかと。サマソニも昔はそこらで外国人が酒を飲みまくって、べろべろに酔っ払ってけんかしてみたいなことがあった。それは怖いけど、刺激ではあったなと」  「表現としてのおもしろさだと思うんです。今の運営にはそぐわないかもしれないですけど、そういう気持ちも持ちつつ現場をつくっていかないと、刺激的で楽しくて、また行ってみたいよねって思わせるようなイベントにはならないのかなと思いました」  -今年のラインアップの傾向は?  「若くて、2000年以降のアーティストが多いという印象ですね。サマソニにはBTSが『防弾少年団』っていうクレジットを使っていた時(15年)から出演していました。海外フェスのヘッドライナー(主役のアーティスト)から着想を得て、クリエイティブマン(サマソニ主催者)の清水直樹社長がブッキングを進められているんですよ。だから展開が少し早くて、若いアーティストになるのは必然かなという気がします。そこに合うように、邦楽のONE OK ROCKやKing Knuも入っているという感じですね」  -世界的には、ヒップホップやダンスミュージックが隆盛ですが、ロック系のバンドも多い印象です。  「マネスキンとか、久々にロックバンドのスマッシュヒットで、21年後半に出てきましたからね。海外のフェス動向を見ていても、ロックバンドはまたトレンドになるんじゃないかなという感じがします」 【サマソニは「過酷」】  -東京公演に比べ、大阪公演は出演者が少ないですが、大阪ならではの魅力は?  「東京ってステージ間の距離がすごく遠いので、実際にライブを見られる時間は少ないんですよ。一方、大阪は、早ければ5分で移動できますし、遠いステージも10~15分歩いたら着く。ライブを見る時間でコスパを測ったら、大阪の方がアツいんちゃうかなと個人的には思います」  「ただ、気温的にもほんまに暑いです。会場の舞洲は過酷です。サバイバルゲームとかアドベンチャーゲームに参加しているような感覚に、きっと襲われると思います。僕も学生の時にサマソニに遊びに行って、バスがなくなって家に帰れなくなりました。でも、それも含めてサマソニだなって。主催者がこんなこと言ったら、『ぬるいこと言うな』ってお客さんに怒られるかもしれませんけど。でも、大変な思いをしつつも楽しくて印象に残って、振り返った時に意味のあるものにはなっているのかなと思います」  -近年、フェスの参加者が高齢化していると言われます。若い人に来てもらう工夫は?  「若い人口自体が減っているので…。でも1980、90年代の人たちがテレビでMTVの洋楽のMV(ミュージックビデオ)をかじりついて見ていたように、今はYouTubeやTikTokで映像を楽しんでいますよね。だから、洋楽がまた身近になっている。さらに深く進むきっかけになるのが、たぶん洋楽フェスなんです。これから盛り上がってくるのではないかとすごく感じます。やっぱり刺激的ですし。刺激が強いものはみんな好きですし」  -コロナ禍で音楽配信サービスが一気に普及しましたが、ライブの魅力ってなんでしょうか。  「難しいですね。来てみないと、分からないですから。でも、少しでも聴いたことがあるアーティストで、ちょっとでも興味があれば、実際のライブを絶対に見てみた方がいいと思いますね。(配信などの)音源とライブでは情報量が全く違いますから。自分の今後に大きく影響してくるような出来事に、きっとなると思います」(聞き手・藤森恵一郎) 【フェスティバルライフ】 津田昌太朗さんが編集長を務める、日本最大級の音楽フェス情報サイト。全国で開催される400以上のフェスリストのほか、国内外のフェスに関するニュース、インタビュー、コラム、来場者スナップ、リポートなどを配信する。
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