Ado、菅田将暉、乃木坂46…最近のヒット曲はなぜ「イントロ」が短いのか? 世界でも顕著化する「イントロ短縮化」と長くても魅惑のイントロを持つ曲(1/3) – JBpress

POP

(小林偉:放送作家・大学講師)
 先日、筆者が出演しているラジオ番組のパーソナリティから「最近のヒット曲ってイントロが短いと思いません?」と問われ、以前、元チェッカーズの鶴久政治氏が別な番組の打ち合わせでこんなお話をされていたことを思い出しました。
「最近は、曲作りを依頼される時、“イントロは短めでお願いします”とか言われることが多いんですよ。“長くても10秒15秒ぐらい”とか」。
 筆者がなぜなのか質問すると・・・鶴久氏曰く「歌番組とかカラオケとか配信とか、イントロ短い方が都合いいみたいですよ」
 そこで今回、改めて筆者が思いつくままに、近年のJ-POPのヒット曲はイントロにどれくらいの秒数を割いているのか調べてみると・・・Adoの『新時代』、櫻坂46の『五月雨よ』などは0秒(いきなり歌始まり)で、SEKAI NO OWARIの『HABIT』は9秒、菅田将暉の『惑う糸』は18秒、乃木坂46の『Actually..』は17秒という具合。
 ここ数年の大ヒット曲では、LiSAの『紅蓮華』や米津玄師『lemon』は0秒、あいみょんの『マリゴールド』は21秒、星野源『恋』は13秒・・・確かに“10秒15秒メド”にしている傾向は読み取れます。
 では、往年のヒット曲はどうだったかというと・・・皆さんにもすっかりお馴染みのイントロを持つ、山下達郎の『クリスマス・イブ』は34秒、小田和正『ラブストーリーは突然に』は40秒、CHAGE&ASKA『SAY YES』は24秒、安室奈美恵『CAN YOU CELEBRATE?』は29秒、trf『EZ DO DANCE』は46秒と、1980~90年代は25秒前後までいくのは当たり前という感じですね。
 しかも、この“イントロ短縮化問題”は、どうやら日本だけのことではないようです。
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