80年代屈指のメロディーメイカー、ハワード・ジョーンズの『かくれんぼ』は名曲満載の佳作(OKMusic) – Yahoo!ニュース – Yahoo!ニュース

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ハワード・ジョーンズの『かくれんぼ』
OKMusicで好評連載中の『これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!』のアーカイブス。今回はハワード・ジョーンズのデビュー作『ヒューマンズ・リブ(邦題:かくれんぼ)』を紹介する。80年代初頭に登場したテクノポップはシンセの音色の新しさや複雑なシンコペーションのある打ち込みのリズムで、あっと言う間にポップスの中心に君臨することになるのだが、当初は凝ったスタジオでの音作りに重点が置かれ、ポップスの王道であるグッとくるメロディー作りが激減していた。しかし、2、3年も経つとシンセのワンパターンな音は飽きられていった。そんな時、1983年にリリースされたハワード・ジョーンズのシングル「New Song」はポール・マッカートニーに代表されるような王道のブリティッシュポップス作品で、世界中で大ヒットした。『かくれんぼ』は「New Song」をはじめ、彼のメロディーメイカーとしての才能が溢れ出たロック史上に残る佳作となった。 ※本稿は2017年に掲載
80年代に入って誕生したMTVは、それまでのポピュラー音楽の在り方を変えてしまった。ロックは聴かせるものから観せるものへと変わったのだ。60年代の後半からリアルタイムでロックを聴いていた僕らの世代も、最初は怖いもの見たさで結構楽しんだのだが、あまり長くは続かなかった。ビジュアルや仕掛けにパワーを使い果たしたのかどうかは分からないが、70年代までにたくさんあった“良い曲”が80年代のシンセポップ時代にはめっぽう減ってしまっていたのだ。 ザ・ビートルズ、ニール・ヤング、エルトン・ジョン、ブレッド、ポール・ウイリアムス、サイモン&ガーファンクル、ギルバート・オサリバン、バッドフィンガー、キャロル・キング、そしてモータウンやポップ・カントリー勢などの曲に見られたプロのソングライティングが、気づけばなくなっていた。 その昔、シングルでリリースされていたダンヒル・ヒットシリーズなんかも良い曲が多かった。こういうテイストの(日本で言えば阿久悠・筒美京平コンビか)100年経っても聴き続けられる名曲や名盤が、80年代には圧倒的に少ない。ロックの魅力は演奏にあるのか曲にあるのか、70年代にはそういう命題を証明しようとしたものだが、MTVが登場してからというもの、ロックは見栄えに魅力があるという答えを出してしまった。 そして、この時代からポピュラー音楽は消費物であるという考え方が広がっていく。シングル曲をダウンロードして、3カ月ほどすると削除するという現在のリスニングスタイルは、まさに“音楽=消費物”だろう。
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