「洋楽で日本舞踊」を披露する花園直道に世界的ブレイクの予感 | FRIDAYデジタル – FRIDAYデジタル

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芸能リポーター・石川敏男の芸能界”あの出来事のウラ側は……”
《芸能リポーター・石川敏男の芸能界“あの出来事のウラ側は……”》
デビュー19年を迎えた日本舞踏家で歌手の花園直道さんが、34歳のバースデーディナーショーを開いた。コロナ禍で開催するか悩んだ結果、3年ぶりに開催することを決めたという。
彼に初めて会ったのは15年ほど前。その後もたびたび踊りも歌も見たり聞いたりしたが、今回のショーは確実に進歩していて、ファンが増えてきているなと実感した。
舞踊のキレも素晴らしくなっていた。お祝いの誕生日ケーキが用意されたが、コロナ禍ということもありファンからのお祝いの歌ではなく、スペシャルゲスト・大村崑さんとお二人で“ナイフ入刀”の儀式を披露してくれた。
「僕は90歳を越えましたが、直道くんはまだまだこれから。もう10年以上のファンです。今日はライザップの仕事がありましたが、直道君のために東京に出てきました。ずっと彼の姿をNHK『紅白歌合戦』で見てみたい」
と熱い応援を送る大村さん。ご自身もライザップで鍛えていらっしゃるだけあって、足取りも軽く本当にお元気そうだ。
また、芸能界のご意見番・デヴィ夫人も出席していた。彼女に直道さんの印象を聞いてみると、
「令和の時代に古典芸能の伝統を守りながら、日本文化の普及に努める直道さんの志を大変尊重しております。彼の踊りはホントに魅力的。
何かあると時間が許す限り応援していますし、これからも応援し続けます。皆さんも彼の素晴らしさを感じているでしょうし、感じてほしいです」
とベタ褒め。ほかにもデザイナーの桂由美さんなど著名人も多数、来場していることからも、彼の芸がいかに人を魅了してきたのかというのが分かる。
コロナ禍で人数制限をせざるを得なかったが、会場には約200人のファンが詰めかけた。ファンからは
「直道くんに逢えたから幸せ」
という声も多く聞こえた。
「コロナで“1テーブル6人でお願いします”とホテル側に言われてしまいました。ですが、何とかぎりぎりまでお客さんに入っていただけました」
とは直道さん。幼少のころから日本舞踊(坂東流名取・坂東蔦之龍)と津軽三味線を学び、自身の舞踊を“邪派新姿(ジャパニーズ)”と名付け、新感覚で斬新な日本舞踊を目指している。
また’20年10月には直道さんが代表となって『JPN dance協会』を創設。日本舞踊とダンスを融合させた新しいジャンルの確立を目指し、すでに会員は約300人いるという。彼の名前が確実に大きくなっている感じだ。
「今までもシングルは何枚か出しているんですが、踊りの直道と言われていました。しかし、ここにきて歌でも需要が増えてきているんです。
それはとてもうれしいことですね。9月11日にはBS-NHKでの放送も決まっていますし、活躍できる場が増えるのはとっても嬉しいです」
と、舞踊だけでなく歌でもファンを魅了している、そんな直道さんは来年が大事な“周年イヤー”。それについては、
「今年も半分以上が過ぎました。まだまだコロナがどうなるか分かりませんが、来年はデビュー20周年を迎えます。全国40か所を廻りたいんですが、コロナの関係で20か所になってしまうかも。待っていてくださるお客さんのためにも、なんとか40か所は行きたいですね」
と、意気込みを聞かせてくれた。
約1時間30分の誕生日ディナーショーは、彼の舞踊とゲストのみなさんたちのパワーあふれる舞台で、席を離れる客がいなかった。特にマイケル・ジャクソンさんのヒット曲に合わせて日本舞踊を踊る姿は、絶対に世界に通じると感じさせられたね。
実際にコロナ前はアメリカのロサンゼルスで2度公演を行って成功させている。マイケル・ジャクソンさんだけでなく、今流行りのレディ・ガガさんやビリー・アイリッシュさん、ブルーノ・マーズさんなんかの曲で日本舞踊を『TikTok』などのSNSに公開したら、世界的に有名になったピコ太郎さんみたいにブレイクするんじゃないかな。
著作権などクリアしなくてはならない問題はあるけど、直道さんが世界中で話題になったら、日本舞踊が世界的なものになる。彼がそれぐらい期待できる存在であることは間違いないね。
 
取材・文石川 敏男(芸能レポーター)
‘46年生まれ、東京都出身。松竹宣伝部→女性誌記者→芸能レポーターという異色の経歴の持ち主。『ザ・ワイド』『情報ライブ ミヤネ屋』(ともに日本テレビ系)などで活躍後、現在は『めんたいワイド』(福岡放送)、『す・またん』(読売テレビ)、レインボータウンFMにレギュラー出演中
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