阿久先生に見守られ 歌手・増田惠子(静岡市出身) ソロ40周年記念盤、ピンク・レディー時代皮切りに新旧37の代表曲収録(あなたの静岡新聞) – Yahoo!ニュース – Yahoo!ニュース

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増田惠子
 歌手増田惠子(静岡市出身)がソロデビュー40周年を記念したアルバム「そして、ここから…」を発表した。ピンク・レディー時代のソロ曲を皮切りに、作詞家阿久悠(1937~2007年)の未発表作品を歌った2曲など、新旧の代表曲を詰め込んだ。  静岡市内の中学校で出会ったミー(現・未唯mie)とともに上京し、ピンク・レディーとして世に出たのが1976年。解散後の81年、中島みゆき作詞作曲の「すずめ」でソロデビューした。  全37曲を収録した2枚組CDは、2021年から続く「40周年プロジェクト」の最大のコンテンツだ。新録音の5曲、全てのソロシングル表題曲に加え、ピンク・レディー時代のライブ音源から洋楽のカバーなど8曲、昨年の配信ライブ音源13曲を収めた。  「私は新曲だけでも十分だったんです。でも、プロデューサーの西沢雅巳さんたちがいろいろ案を出してくださって、これだけ芳醇[ほうじゅん]なアルバムが出来上がった。ピンク・レディーが所属していたビクターから、解散後初めて出せるのも有り難く思っています」  聴きどころの一つはピンク・レディーの数々のヒット曲を生んだ阿久悠作詞、都倉俊一作曲による新曲「向日葵[ひまわり]はうつむかない」。ミドルテンポのやわらかい曲調が胸を打つ。  「阿久先生の未発表詞の中から『向日葵-』を歌うことになり、西沢さんに作曲者の希望を聞かれたんです。迷わず『都倉先生に書いてもらいたい』って言いました」  ピンク・レディー時代の1977年の初ソロ作「インスピレーション」も同じ阿久・都倉コンビ。増田の胸には、都倉による録音時の歌唱指導の言葉が今も響く。  「1回歌ったら平山みきさんを例に『もっとはすっぱに。生意気そうに』と言われましたね。でも今回は『この作品はソロとして40年間頑張ってきたご褒美。自分が歌いたいように歌いなさい』という言葉をいただいて。感慨がありました」  育ての親の一人とも言える阿久に対する敬愛は、死去して15年後の今も変わらない。  「ご存命の時は眼光が鋭くて言葉が少なく、いい意味で怖い存在でした。先生の前に立つと、素人の頃に戻ってしまって。でも優しい方だった。自分が初心に戻れる“場所”でした」  命日8月1日の墓参を欠かさない。今回の作品発表もいち早く報告した。  「今年も西沢さんと行きました。彼はいつもより1・5倍ぐらい長く手を合わせていたかな。『うれしい報告がいっぱいあるんです』って。私もCDを持って行き、お見せしました。先生には今も、近くで見守っていただいている気がするんですよね」
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