再来年のパリオリンピックの新競技「ブレイキン」など、ダンスの楽しさを味わってもらおうと、元ダンサーの地域おこし協力隊員が、ダンスを教える教室が真庭市で開かれました。
このダンス教室には、小学1年生から19歳の社会人まで、合わせて15人が参加しました。
講師を務めたのは、真庭市の地域おこし協力隊員で、ブレイクダンスの元ダンサー・延吉樹美さんです。
ブレイクダンスは、再来年のパリオリンピックでは「ブレイキン」として正式種目となっています。
小学生の教室では、子どもたちがダンスの基礎となるリズムの取り方について教わり、音楽に合わせて手拍子を打ったり、足踏みをしたりといった練習を行いました。
子どもたちは、コツを教わりながら繰り返し挑戦し、最後には自由に足を動かして軽快なステップを披露していました。
子どもたちは「難しかったけど、ダンスの楽しさがわかりました」とか「将来はかっこいいダンサーになりたい」などと話していました。
延吉さんは「失敗を恐れず挑戦してもらえてうれしい。今後もダンスなどを通じて、若者がやりたいことに挑戦し、夢をつかみ取れるような環境を整えていきたい」と話していました。