日本人作曲家の交響作品演奏でアドバイザー、野平一郎「異質な作品に取り組むことで視野広がった」(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース – Yahoo!ニュース

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 作曲、ピアノ、指揮、さらに音楽研究と多才な活躍を続ける野平(のだいら)一郎(69)が、今年のENEOS音楽賞・洋楽部門本賞(ENEOSホールディングス主催)を受賞した。最近、意識することが多くなった自らの「ライフワーク」について語った。(松本良一)
「自身の音楽の幅を広げるため、これまでよりどころとしてきたものを崩していきたい」と語る野平一郎さん
 近年の活躍で特筆されるのは、日本人作曲家の交響作品演奏を使命とするオーケストラ・ニッポニカのミュージック・アドバイザーとしての仕事だ。自ら指揮した最新録音、松村禎三の交響作品集(エムクラシックス)では、アジアの伝統に根ざしたエネルギッシュな響きを丹念に解きほぐした。
 「フランス留学で身につけた知的で洗練された作風を信条とする自分にとって、ニッポニカで取り上げる曲はいわば正反対の音楽。それらが自分にもたらすものを突きつめないと指揮できない」。異質な作品に興味を持って取り組むことで視野が広がり、内なる音楽が豊かになったと言う。
 エレクトロニクスを駆使した前衛的な作品やエレキギター協奏曲、オペラなど多彩な作品を書いてきた。ピアニストとして多くの現代曲を初演する一方、ベートーベンのピアノ・ソナタ全32曲など多数のクラシック作品の録音も手がけた。
 「たとえば19世紀ロマン派の作品に込められた思考や感情を今日的な視点から分析することで、新たな演奏の可能性が生まれる。私にとって指揮やピアノ演奏は新しい響きを追求する創作と結びついている」
 昨春、東京芸術大教授を退官したものの、すぐに東京音楽大教授に就任。仙台国際音楽コンクール・ピアノ部門審査委員長や東京文化会館音楽監督、静岡音楽館AOI芸術監督などを務める。来年、サクソフォンのための新作初演を控えるが、「これからは大好きなドビュッシーの研究にも取り組みたい」とも話す。実践と理論の両方を究める道のりはこれからも続く。
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