【林哲司 ポップス半世紀】上田正樹さんの「悲しい色やね」につながった幼少期のオルガン – iza(イザ!)

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今、曲を作るときはだいたいギターを使っている。一方、アレンジの際にはピアノを使うことが多い。
「もちろん、ピアノで作った曲もあって、上田正樹さんの『悲しい色やね』(1982年10月リリース)がそうですね」
幼いころ、最初に触れた楽器は家にあった足踏み式のオルガンだ。のちに製紙会社を起業する父親は若いころに教職員をしていて母親とはそこで出会う。母親が音楽も教えていた経緯から、オルガンがあったのだろう。
「幼稚園児のころ、蓄音機から聴こえてくる音楽を、オルガンでメロディを探しながら弾いていました。メロディラインを追いかけていくことが無意識のうちに自分のなかに入り込んだかは分かりませんが、今でもメロディの輪郭はすっと頭のなかに残ります。どんなメロディでもインプットできるのは、幼少期の経験が影響しているからだと思います」
自宅には、かつて富士市の実家にあったピアノが置いてある。近年、実家を取り壊す連絡が親類から届き、最後にひと目見ておこうと向かったその日がまさに、母屋とは別の、ピアノが置いてあった棟が予定より早く取り壊される日だった。
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