imase 「やりたいことも大切だけど、自分にできることを探すのも大切」 Interview – W Online

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Interview
音楽活動開始わずか1年で、TikTokに投稿したオリジナル曲の総再生回数が12億回を突破し、ティーンから絶大なる人気を獲得。メジャーデビュー曲「Have a nice day」がSpotify日本バイラル週間チャートで1位を獲得、その後も勢いが加速する一方のimaseに、これまでのキャリアとリリースした楽曲を振り返ってもらった。
2022.09.21
――imaseさんは音楽制作を始めたのが2020年11月だったそうですが、昔から音楽を聴くのは好きでしたか?
imase 聴くのも、歌うことも大好きで、カラオケや車の中で熱唱していました。ただ、それを仕事にしたいとか、楽器をやってみたいと感じたことがなくて、純粋にリスナーとして音楽を楽しんでいました。
――学生時代に夢中になっていたことは何だったのでしょうか?
imase 小学校・中学校までは本気でサッカーをやっていました。サッカーは高校でも続けていたんですけど、それほど熱く打ち込んでいた訳ではなく。ただ、サッカーをやっていた時の負けず嫌いな部分は、もしかしたら今の音楽に影響があるのかもしれません。あとはゲームが好きでしたね。
――高校卒業後の進路は?
imase 実家の稼業があったので、そこで働いていました。
――音楽制作を始めたきっかけを教えてください。
imase いろんなことをやってみたい性格なんですが、友達がギターを買っていたのを見て、自分もギターで弾き語りをやってみたいなと思って、一昨年の10月にギターを購入したんです。その後、TikTokにショート尺の音楽を投稿している方がいたので、自分も作ってみたいと思って曲作りを始めました。それでできた曲を友達に聴かせたら、「いい曲だから、他の人の反応も見てみたら?」と言われて、TikTokに投稿を始めました。

――元々TikTokは好きだったんですか?
imase 暇つぶしで見る程度でしたが、TikTokは短期間でいろんな動画を見ることができるのと、自分の見たい動画がアルゴリズム的に流れてくるので、興味がある動画を集中的に見ることができるのが面白いし、すごいなと思います。
――楽曲制作を始めて2年足らずとは思えないほど、幅広い音楽性を感じますが、リスナーとして蓄積されているものがあったからでしょうか?
imase 正直、自分のルーツとかは分からないんですけど、自分なりにいろんなジャンルの曲を聴いて、それに寄り添うような形で曲を作っているので、自然と幅は広がっているかもしれません。
――学生時代はどんな音楽を聴いていたんですか?
imase その当時流行っていたJ-POPです。中学生の時はGReeeeNさん、湘南乃風さん。高校生の時は、米津玄師さん、SEKAI NO OWARIさんなどを聴いていたんですが、音楽を始めると同時に洋楽にハマりました。それからは感覚的にですけど、洋楽特有のリズムやグルーヴを取り入れて曲を作るようになったんじゃないかなと思います。
――どうして洋楽に惹かれたのでしょうか?
imase リズム重視、メロディー重視な部分は聴いていて面白いなと思いますし、歌詞の意味が分からなくても、音だけで、「これは元気をもらえる曲だ」と感じられる。もしかしたら歌詞的にはそういう意味じゃないのかもしれないんですけど、そういうことが音で表現されているのが面白いなと思います。

――ヴォーカルスタイルで影響を受けたアーティストはいますか?
imase 日本のR&BアーティストのVivaOlaさんの裏声の使い方を、海外のR&Bアーティストから発声のスタイルを学びました。元々は裏声と地声を混ぜたような歌声で動画を投稿していて、あまり自分の歌声に自信がなかったんです。昨年末に「TikTok弾き語りシンガー ドラマ主題歌オーディション」というテレビ番組の企画がありまして、その時に今までの楽曲の地声だとちょっとテイストに合わないなという気がしたので、裏声を極めてみようと今のヴォーカルスタイルになりました。
――コード進行やLogic(※音楽制作ソフト)も独学で覚えたそうですね。
imase 周りに音楽をやっている人がいなかったので、頼れるものがネットしかなかったんです。特別パソコンに強かった訳ではないんですけど、ゲームが好きだったので、ネットやパソコンに対してはそこまで抵抗はなかったと思います。
――TikTokに動画投稿をするようになって、すぐに反応はあったんですか?
imase 最初はちょっとバズるくらいでしたが、そこそこ反応はあったので、「次の曲は違うパターンの曲を投稿してみよう」と投稿を続けて。それから、どんどん反響が大きくなっていったので、自分の感性みたいなものが、世の中のリスナーの方たちと離れていない、価値観が共有できていることを実感できてうれしかったです。
――TikTokでパズるために工夫したことはありますか?
imase 去年10月に始めた弾き語りのスタイルは特にそうなんですが、映像的に「何やってんのこれ?」みたいな、ひっかかりを作るようにしています。音楽的には、メロディーやリズムが際立つような音数にして、Vlog動画などにも合わせやすい曲を意識しています。
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