飛躍のダンス部! 全国準V達成 注目の関西大倉高コーチに聞く(産経新聞) – Yahoo!ニュース – Yahoo!ニュース

POP


IDでもっと便利に新規取得
ログイン
現在JavaScriptが無効になっています
Yahoo!ニュースのすべての機能を利用するためには、JavaScriptの設定を有効にしてください。
JavaScriptの設定を変更する方法はこちら
配信
ダンス部の指導をする木下ひなたさん。全国2位に導いた=大阪府茨木市(永田直也撮影)
東京で8月に行われた「第15回日本高校ダンス部選手権」(産経新聞社など主催)全国大会。ビッグクラス(13~40人)で準優勝に輝き、一躍注目されたのが大阪府茨木市の関西大倉高校ダンス部だ。顧問でコーチの木下ひなた教諭(23)が就任後約1年半、生徒らと作り上げた見事なパフォーマンスは高校ダンス界に〝新風〟を吹き込んでいる。初出場で同部を全国2位に飛躍させた熱血コーチの熱い思いを聞いた。(聞き手・高橋義春) ■本能のまま 殻破り挑戦 ―この夏のダンス部選手権の感想から 木下(以下略) 近畿大会(7月)前は、完成させた作品が認められるかどうか心配ばかり。生徒たちを全国に連れて行ってあげられなかったらどうしよう。指導に励む一方で不安に駆られて寝れない日々が続きました。 -生徒たちの反応は 当初の目標は「全部員26人が誰一人欠けることなく大会に出場すること」。一人でも欠けると演技の構成を最初からやり直さなければならず、みんなが〝落伍〟しないよう必死にくらいついていました。 -なぜ「剥生(はくせい)」をテーマにしたダンスを 生徒たちを感情むき出しにして踊り狂わせたいとの思いがあり、中身のない剥製ではなく、殻をはいで本能のままに生きる(踊りまくる)ことが全部員の共通ワードになりました。 -音響や衣装、メークにはこだわった? 人の本来の姿である「裸体」に近づけるために全身肌色のタイツという衣装にし、顔には冷たさを表す白線などを描きました。 -大会前の練習量はどれくらいですか 本番に向けて4月からレッスンを始めました。週に3日7時限まで授業があるので、練習は放課後の約1時間。普段は〝短期集中型〟で行い、休日に細部に至るまで徹底した練習を重ねました。 ―厳しい指導や練習に部員たちは 練習に集中できる環境づくりとして、休憩をこまめにとりながらオンとオフのスイッチの切り替えをはっきりさせています。ハードな練習に慣れていない子でも過呼吸になったり、倒れたりすることなくついてこれている。素直で一生懸命な生徒たちの熱意が伝わってくるのがうれしい。 ■唯一無二の世界観表現 ―ダンスはいつから 3歳からクラシックバレエを習い、ダンスを本格的に始めたのは中学から。高校1年まではバレエとダンスの〝二股修業〟で、連日ハードなスケジュールが続きました。高校2年からは創作ダンスの魅力にのめり込み、将来の目標をダンス部顧問と決めました。 ―大学は関東へ ダンスを奥深く学べる場として最適なのは東京、関東かなと。高校時代に筑波大学ダンス部のパフォーマンスを見て「これだ」と直感し、同じ環境に身を投じたいと思いました。 ―どんな学生生活でしたか 部活のほかに、外部のさまざなダンススクールに通ったり、ダンス公演に足を運んだりと関東で学べることはすべて体験しました。在学中は母校の後輩から「サポートしてほしい」と迫られ、年に3回の帰省時には必ず指導に行くなど〝ダンス漬け〟でした。 -ダンス部の顧問に就任したいきさつは ゼミの研究室に関西大倉高校からオファーがあり、卒業と同時に赴任し、顧問としての活動を始めました。部として出来上がってはなく、サークルのような状態に驚きましたが、1から立て直すのもおもしろいかと、興味がわきました。メリットもありました。部員のほとんどが幼少期から新体操を学んでいて、優れた柔軟性や繊細さを生かしながらダンスの基礎からの指導に集中しました。 ―一気に階段を駆け上った 全国大会の表彰式で、入賞校が次々と発表されていく中、正直諦め状態でしたが、「準優勝は関西大倉高校」と呼ばれたときは生徒以上に感激。短期間でここまで来られたことに「やった!」と喜びをかみしめ、生徒たちのパフォーマンスに誇りを感じました。 -恩師と仰ぐ高校時代の顧問を超えた まだまだです。恩師との出会いがなかったら今の私はなく、本当に感謝しています。大会後、「よくここまで仕上げてきた」「おめでとう」と恩師から褒められましたが、チーム力として強豪の帝塚山学院に勝ったとは思っていません。「負けた気はしていない」と別れ際に告げた恩師の言葉が印象に残っています。 -今後の思いを教えてください 伝えたいことを言葉ではなく、体や表情を通して訴えられるのがダンスの魅力。まだまだ積極性が足りないチームを成長させて私自身もステップアップしたい。作品も常に新しいスパイスを加えながら関西大倉高校ダンス部にしか出せない世界観をつくり上げていく。そのためにはまず「来たれ 新入部員」です。 〈きのした・ひなた〉平成11年、和歌山県橋本市生まれ。筑波大学体育専門学群卒。中学、高校は強豪の帝塚山学院(大阪市住吉区)ダンス部に所属。高校、大学時代ともチームのキャプテンとして、ダンスの全国大会で優勝に貢献した。昨年4月から関西大倉高校ダンス部顧問。 〈関西大倉高校ダンス部〉平成23年創部。新入部員にダンス経験者はなく、現在の部員26人は高校入学後に始めた女子生徒ばかり。2度目の挑戦となった近畿大会で全国(8月)初出場を決め、過去最多の305校から51校が決勝に進出したビッグクラスで準優勝となった。
眞鍋ジャパン2次ラウンド初戦ベルギーに勝利 3試合ぶりに復帰の古賀、宮部藍が流れ変える【世界バレー】
大谷、最終戦で快挙へ 米大リーグ・エンゼルス
皇帝プルシェンコ氏がアスリートに軍事訓練参加を呼びかけ「男なら行かなければならない」
【CSファーストステージ展望】DeNAvs阪神 今永・青柳の両エースは互いに苦手?
【CSファーストステージ展望】ソフトバンクvs西武 注目はエース千賀滉大と主砲・山川穂高
大谷翔平(28)“年俸たったの44億円”でスピード残留のナゼ? エンゼルス“丸儲け”の来季契約に“吸血鬼”の影!?
「スゴすぎる腹筋」と話題になった走幅跳・秦澄美鈴26歳が語る“陸上選手と盗撮被害”「個人がユニフォームを選べるようになればいい」
卓球女子の新ヒロイン、20歳長崎美柚が注目度急上昇 ライバル中国メディアも警戒する逸材【世界卓球】
松坂大輔「お前には絶対打たせない」怪物が敵視した“PLの4番”はその後、どうなった? 亜細亜大学に進学も「ノイローゼで考え方もおかしく…」
「タケの復帰への扉は大きく開いている」久保建英の活躍を古巣マドリーの番記者はどう見ている?「クラブは手放したのを後悔はしていない」【現地発】
Copyright © 2022 産業経済新聞社 無断転載を禁じます。

source

最新情報をチェックしよう!
広告
>すべての音楽情報をあなたに・・・

すべての音楽情報をあなたに・・・

インターネットで情報を探すとき、あなたはどうやって探しますか?いつも見ているページで情報を得る?検索エンジンで好きなアーティスト名を検索してでてきたものを見る?本当にそれであなたの欲しい情報は手に入れられていますか?

CTR IMG