神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙
メール版の登録はこちら
LINEの友だち追加はこちら
文化
掲載号:2022年10月6日号
「港北ふれあいストリートダンスまつり」が、10月16日に行われる。気軽に児童がダンスに挑戦できる場をつくろうと2017年に生まれたイベント。コロナ禍を挟み3年ぶりの開催となる今年は、SDGsの要素も盛り込みパワーアップし、区内の児童ら総勢約670人が出演する。ダンスを通じた、新たな地域交流の場が深まりを見せている。
発起人は、2005年からダンス教室「横浜BABY HIPHOP STUDIO」(大倉山)を主宰する浜中晶子さんだ。12年に、小学校でダンスが必修化されたことを受け、近隣の学校で指導のサポートを務める機会も増えたという。そこで「子どもたちが一堂に集まって、みんなでダンスにふれあえる場をつくりたい」とダンスまつりを企画した。
イベントでは、チームごとの発表ステージや即興のダンスバトルに加え、初心者でも事前練習会でチームを組んで出演できる。「興味を持った子が誰でも気軽に参加できるものにしたい。上手い下手は気にせず、踊ることの楽しさや友だちとの交流を深めるきっかけに」と浜中さん。またイベントの各内容は、いずれも学習指導要領に基づいたものになっており、「ダンスの授業づくりに困っている先生たちのヒントにもなれば」と浜中さんは語る。
今年はSDGsも
今年は、協賛企業によりDJ体験ブースも新設。さらに、SDGsの企画も新要素として加わった。海外では衣装にリサイクル素材を使うなど、ダンスを通じて環境問題をPRする動きがトレンドという。そこで今回は、国内の繊維関連の企業等とコラボし、会場内に特別ブースを設置。自然に還る素材に触れられる体験学習コーナーやクイズ企画を実施する。
さらにダンススタジオの児童たちから募ったフレーズをベースにSDGsに関するオリジナルソングも制作。歌声は園児たちで、教室の講師でプロダンサーの高橋海音さんが振付を担当。当日は企業のマスコットと慶應義塾大学ダンスサークル「JADE」のメンバーとともに、観客参加型で披露するという。
「手話の要素も取り入れて、色んな人が参加できるという多様性を込めた」と語る高橋さん。1、2年生2人ずつが参加するJADEのメンバーたちも「コロナもあり、発表の場も少なかった中、地域の人々と交流できるのは嬉しい」「笑顔を大切に、子どもたちと楽しく踊りたい」と意気込みを語る。
「愛されるイベントに」
5年前の初回は、参加者は300人ほど。次第に参加者は増え、今回は約70チーム、総勢約670人の子どもたちが出演する。浜中さんは、「たくさんの人たちが参加してくれてありがたい。ダンスを通じて友だちをつくったり、高齢者の方もお客さんとして楽しんでくれたり、今後も地域の新たなつながりの場として、愛されるイベントにしていきたい」とこれまでの手ごたえと今後への期待を口にする。
トレッサ横浜で
イベントの開催時間は、10月16日(日)午前11時〜午後5時。会場は、トレッサ横浜南棟1Fイベント広場。観覧無料。
詳細・最新情報は、公式ホームページ(「港北ふれあいストリートダンスまつり」で検索か、二次元コード)へ。
Zoomで無料開催
https://www.greenpeace.org/japan/sustainable/story/2022/09/26/59336/
<PR>
ダンスまつり
パワーアップし、3年ぶり
10月6日号
横浜ラポール
今年で開館30周年
10月6日号
太尾南町会
活動3年目、浸透図る
9月29日号
城郷中
フリースタイルバスケ体験
9月29日号
まちの素敵な取組コンテスト
ひっとプラン港北の一環
9月22日号
港北警察署
被害抑止へ連携
9月22日号
公明党横浜市議団市政報告
お母さんからの相談 きっかけに
9月29日号
港北区版のあっとほーむデスク一覧へ
4月に開店したレストラン「SundayMondayKitchen」オーナーシェフの
2022年6月23日号
港北区版
新横浜パフォーマンス
2022年9月29日号
港北区版
2022年9月22日号
港北区版
城郷中
2022年9月29日号
港北区版
大綱中サッカー部
2022年8月4日号
港北区版
もっと見る
閉じる
港北区版のRSSを購読
神奈川県全域・東京多摩地域の情報をお届け
(C) Copyright 2022 TOWNNEWS-SHA CO.,LTD. All Rights Reserved.
当サイト内に掲載の記事・写真等の無断転載を禁止します。