「本能寺の変」エグスプロージョン20周年「お会いしたかった」ブレーク時にバカ殿様出演できず(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース – Yahoo!ニュース

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ポーズを決めるエグスプロージョンのおばらよしお(左)とまちゃあき(撮影・宮地輝)
 2人組ダンシングコメディアン、エグスプロージョンが結成20周年を迎えた。8月から記念ベストアルバム「ベストプロージョン」を引っさげた5都市をめぐる全国ツアーも開催中で、12日の東京公演でファイナルを迎える。ライブへの意気込みや、大ヒットした「踊る授業シリーズ『本能寺の変』」への思い、20周年の思い出などを聞いた。  ダンスをはじめ、ネタや歌など多様な構成で楽しませられる持ち味がある。まちゃあき(41)はラスト公演へ向け「ダンスもネタも歌も歴史も全部乗せです。これが僕たちのベストのツアーだと思います。このまま引退しても良いかなというそれぐらいの気持ちでやっています」と意気込む。おばらよしお(40)はコロナ禍でライブができなかった日々を振り返りつつ「お客さんのライブの偏差値も(年々)上がっているというか。新曲でも踊ったりするんですよ。みなさんダンスが好きで、久々のツアーですがブランクを感じさせないですね」と語った。  2015年にYouTubeに公開したダンスネタの踊る授業シリーズ「本能寺の変」が大ヒットした。覚えやすい振り付けと耳に残る楽曲は子どもから大人まで幅広く支持され、今でも新バージョンを公開するなど代表作となっている。当時はリズムネタが流行(はや)っていた時期でもあり、まちゃあきは当時について「そろそろオリジナルのものやった方がいいんじゃないということで。ダンサーなので、お笑いみたいなものを思いっきりやるのは恥ずかしかったんです。そこで、歴史が好きだったので、歴史の音楽を作りたい。スベっても『これ授業なので』って逃げ方ができるなと思って。それで作ろうと思いました」。おばらも「子どもたちや学生のみなさんに親しみやすい、受け入れやすいものにできたらな、みたいな話をよくしていたのを覚えています」と振り返った。  2人の思惑は的中し、楽曲の再生回数はどんどん伸びた。まちゃあきは「オリコン10位に30年間はいるグループになる、みたいな気持ちだったので、うれしいんですけど、代表作になりすぎたら今後きついぜっていうのもありました」と語る。出演したテレビ番組などでも「本能寺の変」を求められることが多くなり、「新ネタと2本やっても、新ネタの方だけ削られることもありましたね」(まちゃあき)。  「踊る-」シリーズの題材は周囲の意見も参考にしている。続編となった「ペリー来航」は知人女性の意見を参考にしたといい、まちゃあきは「何がいいと思う?って言ったら『ペリー!ペリー!』って。確かにインパクトあるなと思って。キャラも濃いし。本能寺は僕が織田信長好きだからなんですよ。桶狭間か本能寺で悩んで、本能寺でした。今、考えると、本能寺で本当に良かったですね(笑い)」。  エグスプロージョンは02年の結成以来、数度のメンバーの入れ替わりなどを経て、現在の2人組の形となった。まちゃあきは20年間の思い出について、「本能寺-」が流行った2015年頃に「志村けんのバカ殿様」から出演オファーがあったと振り返り「劇場公演で出られなかったんですよ。当時は劇場優先みたいなのがあって。志村さん大好きだったのでお会いしたかったですね」と明かした。  おばらは「20年間いろんなことがありました。いっぱいあったんですけど、今ふとよぎったのが、10年前に初めて全国ツアーをやった時です。最初の福岡公演で、こんなに長い時間踊るのきついんだって思いました。劇場公演は長い時で1度の出演尺は10分いかないぐらい。公演を1時間以上やるのが初の試みだったので、新しいことを本気でやろうとしている感覚があって、すごく記憶に残っています」と振り返った。  今もダンス動画などの作品をYouTubeで更新し続けている。まちゃあきは「マイペースにやっています。自分たちが楽しいことをやっている時が一番幸せです。生意気なので、こういうところちょっとアーティスティックなんですよ」と笑い、「相方が死んだらお互い葬式ネタをするというのがあるので死ぬまでやるのが目標です。年々、耳の音楽のとらえ方が変わっていくので、そこが面白いところですし、また新しい自分を見つけられるのが楽しみです」と話した。  20代で結成し、30代、そして40代を迎え、流行のとらえ方も変わってきているという。おばらは「20代はどんな曲やダンスが流行るか時代を追いかけている感じはありました。その最先端で勝負するより、自分が好きなものは何だろうって考えたのが30代で、40歳になって、好きだけどあんまり練習してこなかったものとか好みがはっきりしてきて。流行りとかに振り回されなくなりました。かっこつけることもなくなってきましたね(笑い)。大人になってきているなという思いはあります」と語った。  小学校で授業に取り入れられるなど、昨今のダンスブームも歓迎している。まちゃあきは「昔はダンスの市民権はあまりなくて、20年前とか、僕らは地下のクラブとかに閉じこめられていたので(笑い)。外に出たらヤンキーとかっていうイメージで。昔のロックンロールのイメージがポップなロックになる時代がくるぞってダンサー仲間と言っていたのが、今きたなと思いますね」。  おばらも「ダンスが好きだということが全面に出せる文化になってよかったなと思います。恥ずかしげもなく体を動かせるようになったのはダンサーとしてもうれしいですし、もっともっと歌とかと同じようにみんなが『やったことある』と言える風になったらいいなと思います」と願った。【松尾幸之介】  ◆エグスプロージョン おばらよしお、1982年(昭57)3月12日、神奈川県出身。まちゃあき、1981年(昭56)10月9日、山口県出身。02年結成。中京テレビのダンス番組「スーパーチャンプル」で初代殿堂入りを果たして注目を集める。数度のメンバーの入れ替わりなどを経て2人組となったのちの15年、「踊る授業シリーズ」としてYouTubeに公開した「本能寺の変」が大ヒット。ライブのほか、アーティストの振り付け、役者、ダンス講師などとして活躍中。
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