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配信
ドゥラドーレス
［ＧⅠ菊花賞＝２０２２年１０月２３日（日曜）３歳、阪神・芝内３０００メートル］ 新馬→セントポーリア賞を連勝したものの、続く毎日杯で３着に敗れたため賞金を加算できずに春のクラシックを諦めたドゥラドーレス。札幌の特別戦を勝ち上がって菊花賞に駒を進めてきた。 セントポーリア賞の勝ちっぷりからも重賞級の素質の持ち主であるのは間違いない。父が昨年の勝ち馬タイトルホルダーを送り出したドゥラメンテ。母のロカはハービンジャー×ダンスインザダークという配合。ダンスインザダークは自身が１９９６年の菊花賞馬であるだけではなく、ザッツザプレンティ（０３年）、デルタブルース（０４年）、スリーロールス（０９年）と３頭もの菊花賞馬の父となっている。ドゥラドーレスにとって距離が３０００メートルに延びるのは望むところだろう。 ロカは新馬戦の１勝だけだが、阪神ＪＦで１番人気（８着）に推されたように非常に期待が高かった。クイーンＣ３着、チューリップ賞４着と重賞でも好走していたが、重度のノド鳴りのため、わずか６戦しただけで引退となった。 祖母ランズエッジは８戦未勝利ながら、ディープインパクトの半妹という良血馬。産駒には青葉賞２着のヴァルコス、都井岬特別など３勝のエッジースタイル、北大路特別など３勝のブルークランズがいる。 ドゥラメンテ産駒では珍しいサンデーサイレンス３×４のクロスを持ち、５戦すべてで最速の上がりをマークしているように鋭い決め手が持ち味のドゥラドーレス。出遅れ癖はあるが３０００メートルならば気にはなるまい。
東スポ競馬編集部
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