Sing Like Talkingが『DISCOVERY』で実現したポップでアーティスティックな音楽(OKMusic) – Yahoo!ニュース – Yahoo!ニュース

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Sing Like Talkingの『DISCOVERY』
OKMusicで好評連載中の『これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!』のアーカイブス。今週はSing Like Talkingの『DISCOVERY』を取り上げたい。 ※本稿は2018年に掲載
“Sing Like Talking(SLT)の名盤を解説しよう”と勇んでみたものの、これまで筆者はそれほど熱心に彼らの音源を聴き続けてきたわけでも、その経歴にも明るくもないので、まずはあれこれとバンドのことを調べていたら、以下のような説明を見つけた。[長寿バンドとして特異なのは大きなシングルヒットを経験していないことであり、最大のヒットとされる1995年の「Spirit Of Love」は8万枚の売り上げを記録したのみである]([]はWikipediaからの引用)。この文章のぶっちゃけ具合もかなり特異な感じだと思ったが、そう言われてみると、筆者も“SLTの代表曲は?”と言われると答えに窮する。単に勉強不足と言われればそれまでだが、SLTは現在まで40枚のシングルを発表しているのにもかかわらず…なのだから、それほど叱責されるものでもあるまい。 シングルヒットがないからと言って、SLTがただ漫然と30年間を過ごしてきたバンドではないことは皆さんのご存知の通り。6thアルバム『ENCOUNTER』(1993年)、7th『togetherness』(1994年)はチャート1位を記録しているし、バンド史上最高セールスを記録した8th『DISCOVERY』は35万枚以上を売り上げている。[現在まで13枚のオリジナルアルバムを発表。ベストアルバム、コンピレーションアルバムを加えた総売り上げ枚数は350万枚を超える]([]はWikipediaからの引用)というから、その経歴は十分すぎるほどに十分である。そう考えると、大きなシングルヒットがないまま長期間活動していることを特異とする風潮が未だ音楽シーンに横たわっているほうが余程、特異な気もしてくるが、どうもSLTのメンバー自身、その“特異”な状況を望んでいたような節がある。『DISCOVERY』発売当時のインタビュー記事の中に、佐藤竹善のこんな発言を見つけた。少し長くなるが、以下、引用させていただく。 振り返ってみると、前作『togetherness』から僕らはあえて“いばらの道”を選んだわけですよ。それは、前々作『ENCOUNTER』までやってきたポップスという観点を重視して仕上げていくアルバム作りから、例えばジャズとか、ああいう要素にも深く足を踏み入れたりしながら、より音楽全体という観点から本質を攻めていく作り方に変えていったわけで…。で、なぜ、『togetherness』からそういう道に入ろうとしたかというと──これは今の日本の音楽シーンではまだ二者択一みたいな部分もあることなんですけど──僕らは、その時の自分たちが聴いて「いいな」と思うものと、音楽家としての自分たちが作りたいものを常に合致させていきたいんですよね。以前の(4th)『0 [lΛV](ラブ)』などのアルバムで見せたすごくポップな部分も、『togetherness』の段階で、新しい方向へ進むために敢えて一度捨てなければいけない必要があったという。その意味では、『togetherness』って、まずはその訓練期間的意味が強かった作品なんです。で、その次に『CORNERSTONES』(※註:佐藤竹善のソロ作品。カバーアルバム)を作りながら、より実務的な訓練をやり──そういった作業や、その間に演ったいろんなミュージシャンとのライヴセッションなどを経験した上で、今回の『DISCOVERY』では、以前のポップな部分を引っ張り出してきて融合させようと思ったんですよ。(『Interview file cast vol.12』)
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