日向坂46齊藤京子、新センター抜擢の意義 ソロアーティスト、バラエティと多方面で切り拓いた新境地 – マイナビニュース

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10月26日にリリースされる8thシングル『月と星が踊るMidnight』でセンターを務めている日向坂46の齊藤京子。渡邉美穂の卒業後、初めてのシングルとなっており、さらには四期生も参加していることも踏まえると、日向坂46にとって再出発と言える作品となっている。本稿では、グループ初期のけやき坂46時代から高い歌唱力を武器にグループの裾野を広げ、バラエティでも縦横無尽なキャラクターで活躍している齊藤の魅力を考察したい。
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 日向坂46になってからは1枚目から4枚目のシングルまでは二期生の小坂菜緒という、いわば絶対的なエースがセンターを務め、日向坂46というブランドを確固たるものにした上で、2021年以降は加藤史帆、金村美玖といったこれまでフロントだったメンバーを次々とセンターに抜擢。この傾向からはグループが充実期を迎えていることがうかがえるが、2022年6月には俳優業やバラエティなど多方面で活躍していた渡邉が卒業し、さらに9月には宮田愛萌も卒業を発表するなど、グループは変革も同時に迎えている。そんな新体制を迎えたグループのセンターを任されたのが齊藤だ。齊藤は予ねてからセンターを嘱望されていたメンバーであり、名実ともに兼ね備えた彼女がこのタイミングで抜擢されたのは意義深い。
 2016年にけやき坂46の1期生として加入した齊藤は、欅坂46が2017年にリリースした5thシングル『風に吹かれても』のカップリング曲『それでも歩いてる』でセンターを務めるなど、初期から大きな存在感を見せてきた。そんな齊藤の大きな転機となったのは2021年に発売された1st写真集『とっておきの恋人』(主婦と生活社)だろう。同作は累計発行部数が15万5000部を超える大ヒットとなっており、2021年の『オリコン上半期本ランキング写真集部門』で2位を獲得するなど、齊藤の人気ぶりを再確認する1年となった。2019年には女性ファッション誌『ar』(主婦と生活社)のレギュラーモデルにも抜擢され、『東京ガールズコレクション』や『GirlsAward』といった大規模ファッッションイベントにも相次いで出演し、多方面で齊藤の知名度を着実に伸ばしてきた。
 写真集のインタビューで「グループの名前がなくてもたくさんの方に知っていただけるような存在になりたい」と話していた齊藤だが、今まさに彼女は個人としても多くの経験を積み、“日向坂46の齊藤京子”ではなく、“齊藤京子”個人として存在感を大きくしている。
 その1つが、学生時代から通っていたというボイトレをして培われた歌唱力だ。一般的にアイドルは可愛らしい歌声というイメージも強いが、齊藤は低音ボイスで唯一無二の歌声を持っている。『欅って、書けない?』(テレビ東京系)のカラオケ対決で中森明菜の『DESIRE -情熱-』を披露したり、『ひらがな推し』(テレビ東京系)の企画「世界一やりたい授業」でも中森明菜の『少女A』を熱唱したりと、度々その歌声は多くの注目を集め、けやき坂46が2018年にリリースした1stアルバム『走り出す瞬間』には初のソロ曲『居心地悪く、大人になった』が収録されるなど、齊藤の歌声は次第にアイドル界を超えて広がっていく。
 2021年に『MTV LIVE MATCH』『MTV VMAJ 2021 -THE LIVE-』のステージにソロで出演し、圧巻の歌声を披露したのは大きな転機だった。2022年には初のソロライブ『MTV LIVE SESSIONS: Kyoko Saito from Hinatazaka46』が放送され、中森明菜『禁区』や緑黄色社会『LITMUS』、カーペンターズ『Close to You』など、邦楽・洋楽問わずバラエティに富んだセットリストで、齊藤の多彩なボーカリストとしての魅力を存分に発揮してみせた。『MTV LIVE MATCH』に出演した後日のブログにて「自分の武器にしていきたい、歌でお仕事をいただけるような存在になりたい、と目標を持ちました」と語っており、2021年はソロアーティストとして足を踏み出した年だったように思う。
 これまでも多くの海外アーティストが出演してきた同ライブだが、国内アーティストでの単独ライブは初めて。齊藤の名前が多くの音楽ファンを魅了したライブとなったに違いない。さらに7thシングル曲『僕なんか』を「THE FIRST TAKE」でソロ歌唱したという事実が、彼女がボーカリストとして期待されているということの表れだろう。
 そして2つ目はバラエティ番組での唯一無二のキャラクターである。トークバラエティ番組『キョコロヒー』(テレビ朝日系)でも共演しているヒコロヒーも「個性的な子」と称しているように、歌っている姿とは裏腹に、齊藤らしさとしか言いようがない独特な感性で、バラエティを盛り上げている。『キョコロヒー』では天然なワードセンスを披露する齊藤に対して、ヒコロヒーがツッコんでいくという構図が度々見られるが、そうしたバラエティのセオリーを無視して、独自の道を進んでいく齊藤はバラエティでも欠かせない存在感を放っている。冠番組では齊藤の独特すぎるキャラクターが良い意味で独り歩きして、強烈な個性として成り立っていたが、『キョコロヒー』ではとてもリラックスして臨んでいるようで、ヒコロヒーとの信頼関係の元、自由奔放でマイペースな齊藤の個性がより際立って、番組としても良い塩梅で面白くなっている。『キョコロヒー』は10月から全国放送も決定しており、今後は齊藤のバラエティでの魅力が多くの人に届いていくに違いない。
 こうした齊藤の地道な努力が実を結んだ今回のセンター抜擢。グループの中でも俳優業にいち早く飛び出し、グループの存在を広げていった渡邉が卒業し、さらに四期生も加入し、リスタートを告げるシングルで齊藤がセンターを務めることの意義は明確だ。ソロアーティストとしても圧倒的な存在感を発揮してきた齊藤が、日向坂46のセンターとしてどんな姿を見せてくれるのか、楽しみだ。
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