原 由子、自然体のまま紡ぎ出す現代へのメッセージ 桑田佳祐の言葉で紐解かれた“ソロアーティストとしての魅力”(リアルサウンド) – Yahoo!ニュース – Yahoo!ニュース

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原 由子『婦人の肖像 (Portrait of a Lady)』
 サザンオールスターズの原 由子が10月20日放送の『SONGS』(NHK総合)に出演。これまでのキャリアを振り返りつつ、音楽制作やシンガーとしてのアプローチについて語った。 【写真】ギターを爪弾く原 由子  「私はピアノ」(作詞・作曲:桑田佳祐/アルバム『タイニイ・バブルス』/1980年)で初めてリードボーカルを担当した原 由子。もともとは自分の声が嫌いだったというが、桑田佳祐の“歌謡っぽい歌い方をしてみたら?”という意見により、「こんな声が出るんだ、とビックリした」という。翌1981年には「I Love You はひとりごと」(作詞・作曲:桑田佳祐)でバンドのなかで最初にソロデビュー。その後「恋は、ご多忙申し上げます」(作詞・作曲:桑田佳祐/1983年)、「ハートせつなく」(作詞・作曲:桑田佳祐/1991年)などがヒット。3rdアルバム『MOTHER』をリリースした1991年には日本武道館公演を含むソロツアーを開催し、NHK紅白歌合戦で「花咲く旅路」を歌唱するなど、ソロシンガーとしての地位を確立した。  今回放送された『SONGS』では、桑田佳祐へのアンケートをもとに、“アーティスト・原 由子”の魅力を紹介。桑田から「パロディから始まったボーカリスト人生」「44年変わらない歌声」などの項目が挙げられたが、個人的にもっとも印象的だったのは、「困ったときは原さん頼り」。サザン及び桑田の楽曲制作において、原が提案するコード構成、コーラスの積み、カウンターメロディなどが大きな役割を果たしているというエピソードだ(最近の作品でいえば、桑田の「SMILE~晴れ渡る空のように~」の“おっかけコーラス”も原のアイデアだとか)。原自身は「簡単なことしかやってないんです」「シンプルで印象に残るメロディを意識しています」とあくまでも控えめだったが(司会の大泉洋に“どこまで謙虚なんですか”とツッコまれる一幕も)、音楽的な技術を見せつけるのではく、楽曲とリスナーに寄り添うスタンスも心に残った。  実に31年ぶりとなるオリジナルアルバム『婦人の肖像 (Portrait of a Lady)』にも、“アーティスト・原 由子”の深みと楽しさがたっぷりと込められている。少しずつデモ楽曲やモチーフを作りためていた原に対し、桑田が「レコーディングして形にしたら?」と提案したことから始まったという本作。桑田の全面バックアップのもと、コロナ禍真っ只中の2021年夏に制作がスタートしたこのアルバムには、先行配信された「ヤバいね愛てえ奴は」(NHKドラマ総合10『プリズム』主題歌)をはじめ、「スローハンドに抱かれて (Oh Love!!)」、「ぐでたま行進曲」(Netflixシリーズ『ぐでたま ~母をたずねてどんくらい~』主題歌)など10曲を収録。ルーツへの回帰と現代的アプローチの共存、今の社会を照らし出すメッセージ性、そしてエバーグリーンとしか言いようがない歌声がひとつになった極上のポップスアルバムに仕上がっている。  クラシカルなストリングス、洗練と解放感をたたえたメロディ、〈さぁ開けてゆこう/千の扉を〉という前向きなラインが響く「千の扉~Thousand Doors」(作詞:森雪之丞/作曲:原 由子)、エレクトロ的な音響とノスタルジックな旋律が共鳴し、桑田のラップ(!)が挿入された「オモタイキズナ」(作詞:桑田佳祐/作曲:原 由子&桑田佳祐)で幕を開ける『婦人の肖像 (Portrait of a Lady)』。まず印象に残るのは、ルーツミュージックを“2022年のポップス”へと結びつけるセンスだ。それを象徴しているのが「スローハンドに抱かれて (Oh Love!!)」(作詞:桑田佳祐/作曲:原 由子)。彼女が敬愛してやまない、そして桑田と原の出会い~サザンオールスターズ結成のきっかけとなったエリック・クラプトンをモチーフにした楽曲だ。サウンドの基調になっているのは、60年代の洋楽ロック(特にブリティッシュ・インヴェイジョン)。さらに歌謡的メロディを融合させ、音像、ミックスをブラッシュアップすることで懐かしくて新しいロックナンバーへと導いている。遠藤憲一、森田想が出演した“サイケデリック×ホームドラマ”なMVも話題だ。  フォークとAORが繊細に混ざり合う「旅情」(作詞:桑田佳祐/作曲:原 由子&桑田佳祐)、ブルースロックにジャズが滲む「夜の訪問者」(作詞・作曲:桑田佳祐)もまた、ルーツを色濃く反映した楽曲だ。10代の頃から親しんできた音楽と改め向き合い、今のリスナーに向けた新しいポップソングへと昇華する。その化学反応こそが、本作『婦人の肖像 (Portrait of a Lady)』の肝なのだと思う。
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