BONNIE PINK、大ヒット曲「A Perfect Sky」は真冬に制作 「暖房をガンガンにきかせて…」(ENCOUNT) – Yahoo!ニュース – Yahoo!ニュース

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11月に単独では3年ぶりとなるライブを行うBONNIE PINK【写真:(C)TAISUKE,Inc.】
 シンガー・ソングライターのBONNIE PINKが、3年ぶりとなる単独公演を東京、横浜、大阪のBillboard Liveで開く。“Hello Again”と題したライブでは、今夏リリースした「宝さがし」や「エレジー」などの新曲のほか、自身が今の気分にフィットする曲を選曲して披露する予定だ。全3回に渡るインタビュー。2回目となる今回は、活動休止を経て生まれた、大ヒット曲が誕生した背景になどについて聞いていく。(取材・文=西村綾乃) 【動画】2000万再生超の大反響! BONNIE PINKの大ヒット曲「A Perfect Sky」ミュージックビデオ  兄の影響で小学生のときに聴き始めた洋楽。そのカッコよさに魅了され、英語を学び、歌やダンスをまねるようになった。大学時代に、友達と結成したバンドで学園祭のステージに立ったことが転機になった。 「音楽は好きでしたが、仕事にするという気持ちは持っていませんでした。大学に進学した当時も夢はなくて。詩を書いたりすることが好きだったので、雑誌社とか出版関係のお仕事に就ければ良いなぁって。書くことに興味があったので、サークルの友だち3~4人と一緒に、不定期でフリーペーパーを刊行したりして。でも学園祭のライブがきっかけとなって音楽プロデューサーのS-KENさんが企画されたコンピレーションアルバムに参加することになりました」  1993年に発売されたオムニバスアルバム「Ledies In Motion」に参加。類いまれなる歌声は、音楽プロデューサーの井出靖の耳にも届き、95年に、自身の作詞・作曲によるアルバム「Blue Jam」でデビューした。 「デビュー後に、生まれた京都を離れ、ひとり暮らしを始めました。東京の街を行く人の歩くスピードや空気に馴染めなくて、喘息になった時期もありました。1995年からの3年間はとにかく働きづめで、『お休みをください』と事務所社長にお願いしたんです」  アルバム「evil and flowers」を発表した1998年。BONNIE PINKは活動を休止することを決断し、単身渡米した。 「ピアノもギターも英語もすべて独学で、アマチュア時代もなかった。下積み経験をせずにデビューをした自分自身と、まだ模索中のBOONIE PINK像との狭間で、何が正解かを一度立ち止まって考えたかったんです。自分のことを客観的に見る時間もなかったので。学生のころからぼんやりと海外に行きたいなとは思っていましたが、23歳のときにスウェーデンでレコーディングをするまで、海外に行ったことがありませんでした。アメリカに行くことを決めたのは、自分の英語力を確かめたいと思ったこと。ニューヨークやロサンゼルスで本場のエンターテインメントに触れたいと思ったことが理由でした」  BONNIE PINKとしてではなく、ひとりの女性として日々を送ることができたニューヨークでの暮らし。少しずつ自分のリズムを取り戻していった。 「ラッキーなことにメジャーデビューをすることができましたが、周りのテンポが早すぎました。京都人が東京に出て来て、そのスピード感にまだ馴染めてもいなくて、なおかつ音楽業界が求めてくるリリースのリズムは目まぐるしく早いんです。呼吸を整える時間がなければもう何も生まれないなと。自分が求める以上に消費されている感じがしました。事務所の社長に『私は体質的に、インディーズの方が向いているかもしれない』と伝えたことがきっかけでお休みを取ることになりました。そんな中で私の歩みを理解してくれるメーカーとの出会いもあり、移籍を決めました」  ニューヨークでの2年間では、「生活を豊かにしなければ、豊かな音楽など発信できないという考えに行き着いた」と語る。そして再スタートから数年後の、2006年に大ヒット曲「A Perfect Sky」が誕生した。 「『映像に音を当ててください』という依頼を資生堂からいただきました。ロサンゼルスで撮影したという映像には、大人気モデルのエビちゃん(蛯原友里)が映っていました。物思いにふけりながらシャワーを浴びているエビちゃんの表情やプールに飛び込む姿がカッコよくて。それまでのキュートでガーリーな皮を脱ぎ捨てた、頼もしい女性像を描きたいと思いました。15秒と30秒の映像を繰り返し見ながら、歌詞と曲を考えました。商品は『太陽系最強。』のキャッチコピーが付けられた日焼け止め。オファーから1週間で書かなくてはいけなかったのですが、当時は真冬で。真夏の暑さを呼び覚まさなくては! と部屋の暖房をガンガンにきかせて絞り出しました」  ブルーのビキニ姿の蛯原が、シャワーを浴びながらビキニを脱ぎ捨てるCMは大きな話題に。汗だくになりながらひねり出した曲にも問い合わせが殺到した。 「CMの長さに合わせて作っていたので、最初はCMで流れたサビ部分しかありませんでした。でも反響を受けて1曲に仕上げました。サビにエネルギーのほとんどを注いでいたので、悩みました。それまでは起承転結を考え曲を作っていましたが、このときはサビだけがあった状態です。Aメロ、Bメロは、サビで爆発するために大切な要素ですが、サビから曲全体を考えて行くのは、ホップステップジャンプで曲を考えて行くよりも、難しい作業でした」  青い空が美しいサイパンで撮影された同曲のミュージックビデオでは、水の中で歌うBONNIE PINK自身の姿も注目された。自己最高記録を更新する20万枚を越えるヒットとなった楽曲では、同年末のNHK紅白歌合戦に初出場。デビュー11年目にその名を全国区にした。  インタビュー3回目では、活動20周年を迎えその後結婚、出産を経験し、子育てについて。子どもを持ったことで変化した生活。そしてコロナ禍で生まれた新曲を携え、3年ぶりにBillboard Liveで行う単独公演について聞いていく。 □BONNIE PINK(ボニー・ピンク)京都府生まれ。1995年にアルバム「Blue Jam」でデビュー。初めて作詞・作曲を手掛け、97年に発売したシングル「Heaven’s Kitchen」は約30万枚を超えるヒットに。2006年に資生堂の日焼け止め「ANNESA」のCMに起用された「A Perfect Sky」でその人気を全国区にした。同年末にNHK紅白歌合戦に初出場。音楽面はもちろん、多彩な表現力が認められ、同年に映画「嫌われ松子の一生」で女優デビューも果たしている。
西村綾乃
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