冬の交通安全運動が始まるのを前に札幌市の地下街で啓発イベントが開かれ、高校生が創作ダンスを披露して交通ルールの順守を呼びかけました。
１１日、札幌市の地下街オーロラタウンで開かれた交通安全のイベントには、警察や道などの関係者およそ７０人が参加しました。
この中で、札幌静修高校ダンス部の部員たちが創作ダンスを披露しました。
主人公の男性が飲酒運転で事故を起こす夢を見て、交通ルールを守る大切さに改めて気付かされるというストーリーで、部員たちは躍動感のあるダンスで表現していました。
このほか、札幌出身の俳優、柊太朗さんが特別ゲストとして招かれ、保育園児たちに横断歩道では左右をよく確認してから手を挙げて渡るよう指導していました。
道警本部交通部の河野芳範管理官は「冬場は路面が凍結してスリップ事故のおそれがあります。ドライバーは安全確認を、歩行者も車はすぐに止まれないことを念頭に行動してほしい」と話していました。
冬の交通安全運動は１３日から今月２２日までの１０日間行われます。
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