【Blue Vintage インタビュー】半年間にわたって毎月、いい音楽をみんなに届けるって面白い(OKMusic) – Yahoo!ニュース – Yahoo!ニュース

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L→R J.Speaks(Vo)、Taiga(Gu)
J.Speaks(Vo)、Taiga(Gu)によるBlue Vintageは、ブルース、ヒップホップ、ロックなど、さまざまな要素を融合させた音楽を届けてくれる。今年7月より6カ月連続で新曲を配信している彼らにインタビューした。 Blue Vintage インタビューのその他の写真
──Blue Vintageの結成は2013年なんですね。 Taiga:はい。ギタリストとして作品を作っていく中で、仮歌を入れてくれるヴォーカリストを探していて、僕が当時所属していた会社の人に紹介されて出会ったんです。最初の2、3年はライヴをせず、ひたすら作品を作りながらBlue Vintageの音を探す期間でした。だから、ライヴも含めて精力的に動き始めたのは、ここ5、6年くらいです。 ──ユニットを組むことを想定して一緒に作業をし始めたわけではなかったんですね? Taiga:そうなんです。今もそうなんですけど、Jくんは裏方として歌詞や楽曲を提供していて、共通のスタッフさんから“すごくいい子がいるけど会ってみる?”と紹介してもらったのがきっかけでした。トラックを流しながら歌ってくれたのを聴いて、衝撃を受けましたね。日本人というよりも海外的なイントネーションや声質だったりして、“こんな人が日本にいるんだ!?”って。それから“もう一曲、お願いできますか?”というのを重ねるうちに、“一緒にやりませんか?”になっていましたね。 ──Jさんはフィリピン生まれ、サイパン育ちで、大学時代をハワイで過ごしたんですね? J.Speaks:はい。もともと家族も音楽が好きだったんです。あと、フィリピンの国柄も僕にとっては大きかったんだと思います。みんなカラオケが大好きで、ショッピングモールにカラオケの機械が置いてあって、知らない人の前でいきなり歌い始めたりするんですよ。そういう環境で暮らす中で洋楽も聴いていましたし、サイパンにいた時はレゲエもたくさん聴いていて、ハワイでも洋楽のヒットソングやレゲエやジャワイアンとか、いろんなものを聴いていましたね。そういうのが僕の今の音楽につながっているんだと思います。 ──Blue Vintageの音楽性に関してはサーフミュージック的なものを感じるリスナーが多いと思うんですけど、この方向性は当初から目指していたんでしょうか? Taiga:そこを目指していこうみたいな話は一度もしたことがないんです。でも、僕は海が大好きでサーフィンをしますし、Jくんは海が身近な環境でずっと育ってきたので、自然とそういうものが音楽に滲み出ているのかもしれないですね。わりといろんなジャンルをやっているつもりなんですけど、どこか海やネイチャー感が出るんですよ。 ──ブラックミュージック的なフィーリングもかなり含んでいますけど、アメリカの南部とかの雰囲気よりも、西海岸とかの海的なものを感じるんですよね。 J.Speaks:“海っぽさが滲み出ちゃってすみません”という感じですね(笑)。 Taiga:でも、僕らとしては“海っぽい音楽をやっている”というのはあんまり言いたくないというか、意識していることではなくて。海に限定せず、どこで聴いてもらってもいいと思っていますから。たまたま海が好きな人たちに刺さってくれたという感じなんです。 ──Jさんの歌声が持っている開放感、乾いたフィーリングとかもBlue Vintageの音楽が醸し出す大自然的なイメージにつながっているように感じます。 J.Speaks:そのへんは日頃の不健康な生活と、パパとママに感謝です(笑)。 Taiga:あははは。声って一番の楽器なんですよね。出会った頃に“僕なんかとデモを作っているような人材じゃないでしょ! もっと最前線に行って、みんなに聴いてほしい歌声だな”と思ったんです。だから、“Jくんの声を世界中に轟かせる”というのは、僕がずっと思っていることです。 J.Speaks:そこまで言ってくれるのが嬉しいですね。 ──今年の7月からは6カ月連続シングル配信が進行中ですが、これはどういう経緯で決まった企画なんでしょうか? Taiga:今はアルバムを出してもツアーがなかなかできない状況で、周りのミュージシャンの動向を見る中で、“どうやらみんなシングルで出していっているな”と感じたんです。毎月出すことでSNSも動かせるっていう部分もあるんでしょうね。だから、うちらもシングルで出していくことにしたんですけど、“半年間にわたって毎月、いい音楽をみんなに届けるって面白いんじゃないかな?”と。 J.Speaks:これまでライヴでお客さんを増やしてきたユニットなので、コロナ禍によってそれが絶たれてしまったんです。“ここにいるよ!”と知ってもらうためには、やっぱりこういう動きが必要だと思ったんですよね。 ──連続リリースは「Faster」から始まりましたが、テンポが良くて疾走感にあふれながらも性急ではなくて、伸びやかで開放的な印象なのがBlue Vintageらしいと思いました。 J.Speaks:その印象はめちゃめちゃ嬉しいですね。“1曲目は勢いづけられるものがいいよね?”ということで疾走感が生まれていったんですけど、ファンクやロックの要素も入っています。この曲、わりと遊べたよね? Taiga:うん。Aメロ、Bメロ、サビのパート毎にジャンルが変わるような遊び感もありますから。この曲に関して僕が付け足すならば、ライヴができるようになってきた状況の中で思っている、“ライヴで一緒に盛り上がろうよ”というメッセージを込めた部分もあります。 ──連続リリースの最初の曲を配信して何か感じたことはありました? Taiga:“これを半年間も続けるのは大変だぞ”と。 J.Speaks:1曲出したら“もう次なんだ?”という感じですからね(笑)。 Taiga:曲を出した翌日に次に出す曲のリリックビデオの相談をクリエイターさんとしたり、いろんなことがずっと続いています(笑)。 ──(笑)。そして、8月に第二弾として配信したのが「Living Large」。穏やかなサウンドが気持ち良いです。 Taiga:ハートウォーミングなサウンド感ですね。曲としては実は結構前からあって、もともとのBPMは2~3くらい違いました。連続リリースに備えてデモを漁っていった中で“これかたちになりそうだね”となって、Jくんの“速くしてみない?”というアドバイスを受けてやってみたら“これ、いいね!”となりました。 ──歌詞の《自分の生き方はタメ語で OK》がとてもいいですね。 J.Speaks:僕は海外で育ったので、日本に来た時に敬語の文化に違和感があったんです。だから、そこには“自分の生き方くらいはタメ語でいいんじゃないの?”というメッセージを込めました。
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