東海ラジオDJ対談【後編】南城大輔「『力を貸してくれ』ノウハウ生かし助言」イレーネ「子育てと両立を支える局に感謝」(中日スポーツ) – Yahoo!ニュース – Yahoo!ニュース

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南城大輔とイレーネ
東海ラジオ(名古屋市)が秋から大きく改編した平日でDJを担当する「LIVE HACKERS!」(月―金曜午前11時から)の南城大輔、午後の「bre:eze」(月―金曜午後3時から)を担当するイレーネの対談。後編ではラジオの未来を語った。  ―東海ラジオは秋から「オトナのミュージックステーション」を目指し大きく変化しました。DJとして意識することは?  イレーネ「ないんです。ごめんなさい(笑)。局がいろいろ考えていることは認識しているんですけど、私は培ってきたラジオへの思いや意見を自分のフィルターを通して自分らしく楽しくやることしかできない。東海ラジオはそこを買ってくださったと思っています」  南城「ラジオで経験を重ね、今は会社を持ち、コンサルタントもしています。今回、東海ラジオの社長、局長、スタッフの熱い気持ちを聞き、迷わずにここで仕事をしたいと思った理由は、変わろう、変えていこうという時に『力を貸してくれ』と言われたこと。ならば僕のノウハウを生かし、アドバイスしようと」  ―具体的に伝えていることは。  南城「リスナーが何を求めているのか、経営的な考え方や時間帯に合わせたCMの内容など、局に今までなかった概念についても話しています。編成や営業についてまでDJがここまで話すことはないはず。今は変わるチャンスで意見を出し合う時期、みんなが手持ちのカードを出し始めたところです。大切なのは人材育成。ラジオ業界は本当に人材不足、若いディレクターにコーナーを持たせ、ラジオは楽しいと実感してほしい」  ―番組で意識していることは?  南城「トークバランスですね。現代は、人間が長いトークを聴いていられなくなっている。これまでは20分、30分ダラダラしゃべっていても良かったかもしれない。でも人って変わっていくもの。裏付けるデータも示しています」  ―2人が長年活躍された名古屋のZIP―FM、大阪でFM802など新設FM局が地域のラジオ界に革命を起こしました。今回、開局63年目のAM局東海ラジオの大改編に驚きの声があります。  南城「誰もがやらなきゃいけないことで東海ラジオが先陣を切った。各局は『やりやがったな』と思っているはず。今までのやり方が決してダメだったわけではないけど、年上のリスナーから喜ぶ声が届いています」  イレーネ「それは私も感じています。今まで聴いてくださったファンの方々もきっと応援してくださるだろうと期待していました。ラジオネームも初めて見る名前が思った以上に多く、年上の方も多いのには驚きました。うれしいですね」  南城「従来の東海ラジオにくらべて洋楽が多くなったけど、僕たちには洋楽、邦楽って概念はない。良かったらこの曲いいねってだけの話で、だからAMとFMの違いもない。今日も洋楽の新しい曲を流したら、リスナーから『子どもが聴いていた曲』と反応があって、とても新鮮でした」  ―ラジオがメディアとして生き残っていけるか、各局の模索が続きます。  南城「テレビや紙媒体のが広告費が大きく減ってる中、ラジオはここ数十年、1200億円程度で横ばい(コロナ禍の影響で直近2年は1000億円台に低下)。この仕事に関わる以上、盛り上げていきたいし、価値観の変化を作り手も社員もみんなで認識し直さないと。だからこそ、周りが焦る中で先陣を切る東海ラジオのカッコよさっていいですよね」  ―カフェで行った改編会見など、これまでの東海ラジオと雰囲気が違う。  南城「4月からお世話になった時に、表に出る積極的な広報宣伝活動をお願いしました。改編を取り上げた中日スポーツのWEB記事をツイートしたら数十万の反応があり、全国のラジオ関係者が東海ラジオに注目している。今までやってこなかったことをアピールしなきゃ」  イレーネ「私の今までのDJとしてのスタンスは、自分が前に出るより、アーティストに話を聞き引き出す側だったから。今回の対談や雑誌のインタビューでも、私が出ていいのって(笑)」  ―今後に向けて、番組を中心にした未来予想図を教えてください。  イレーネ「今回一番ぐっときているのは、3歳の子どもがいるのに毎日番組をやらせていただいていること。番組が始まった時も『よく旦那さん許してくれたね』とか、そういう価値観がいまだにある。この業界で家庭を持ちながら女性がバリバリ仕事するのは、先輩を見渡しても私の年齢ではあまりいなかった。東海ラジオの皆さんが本当に支えてくださって。もうラジオの話じゃないんですけど(笑)」  南城「イレーネが毎日のように『ラジオ本当にすごい楽しい』って話しているね」  イレーネ「どういう仕事でもキャリアを中断してしまうと諦めている女性がいるなら、そんなことない、支え合っていける働き方を模索できる未来になればいいなって。番組で直接言うことではないけど、そういう価値観を発信していきたい」  ―その思いが癒やしの声となってリスナーに響く。  イレーネ「そうやって与えていただいたお仕事だからこそしっかりやろうって単純に思うし、何とかなるんじゃなくて、何とかしようって考えますね。今は新人みたいな気持ちです」  南城「いい環境を与えてもらい、自由に楽しく毎日、仕事と思えないことをできる。僕たちのラジオっていいな、ラジオDJって楽しいなという思いが声に乗って、皆さんに伝わっていればうれしいです」  【南城大輔】1977年生まれ。名古屋市育ち。海外留学を経て、帰国後はモデルやクラブDJとして活動。2001年ZIP―FMのミュージックナビゲーターコンテストで準グランプリを受賞し、同局のDJやテレビに出演。自身のレーシングドライバー経験をもとに若手レーサーの育成にも関わり、ビジネスコンサルタントも手がける。  【イレーネ】(イレーネ・デワルト)1982年生まれ。愛知県日進市出身。日本人とドイツ人のハーフで6人兄妹の末っ子。ロンドン大学ロイヤルホロウェイ校演劇学部卒業、フランスでの演劇留学後、舞台俳優、幡豆町の臨時職員などを経て、2010年からZIP―FMでDJを務めた。
中日スポーツ
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