琴や尺八などの演奏を聴いてもらったり実際に触れてもらったりして、児童に和楽器の魅力を知ってもらう催しが山口市で開かれました。
催しは山口市の平川小学校で開かれ、4年生から6年生までおよそ450人の児童が参加しました。
はじめに、琴や尺八、それに太鼓など和楽器の演奏者10人が人気アニメ「ルパン三世」のテーマや琴の名曲「春の海」を披露し、子どもたちは真剣な表情で聞き入っていました。
そして、琴の演奏体験も行われ、代表の児童たちが「さくらさくら」を和楽器の演奏者とともに奏でました。
演奏の合間には、琴の弦が13本あることや、尺八は長さが1尺8寸あることから尺八という名前がついたことなど楽器の説明を受けていました。
最後に、和楽器の演奏に合わせ、参加者全員で「花は咲く」や校歌の合唱も行われました。
6年生の男子児童は「ふだんは洋楽器の曲しか聴きませんが、和楽器の曲を生演奏で聴いて日本の音楽もすばらしいと感じました」と話していました。
6年生の女子児童は「琴を弾いてみたけど弦が固くてとても難しくて、演奏する人はたくさん練習しているから上手に弾けるんだと思いました。また弾いてみたいです」と話していました。