11日に開催される青島太平洋マラソンで沿道からの応援が3年ぶりに解禁されます。
コース沿いにある宮崎市の高校では、ダンス部の部員たちが恒例のダンスパフォーマンスでランナーを力づけようと、本番前の練習に励んでいます。
青島太平洋マラソンでは、高校生たちがダンスや太鼓の演奏などでランナーにエールを送るのが恒例となっていますが、去年とおととしは新型コロナウイルス対策として沿道からの応援が禁止されました。
3年ぶりに応援が解禁となることしの大会では、合わせて8つの高校とグループが沿道でパフォーマンスをする予定です。
このうち折り返し地点の近くにある宮崎市の宮崎大宮高校では、ダンス部の部員たちが正門前でダンスを披露しようと、本番前の仕上げの練習に励んでいます。
今の部員にとっては初めてとなる今回の青島太平洋マラソンでのパフォーマンスに向けて、新たに4曲の振り付けを考えたということです。
2年生で部長の豊里羽央さんは「折り返し地点はランナーにとってきつい場所なので、後半も頑張ろうと思えるダンスを披露したい」と話していました。
父親がランナーとして参加する2年生の市原幸奈さんは「おととしと去年踊れなかった先輩たちの分まで心を込めて踊りたい。その姿を父に見せて元気を届けたい」と話していました。