デヴィッド・ボウイの曲に日本語が?洋楽の歌詞にある変な日本語 日本の … – JBpress

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(小林偉:放送作家・大学講師)
『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)中に「空耳アワー」というコーナーがあるのは皆さんもご存知ですよね。洋楽の歌詞の一部が日本語のように聞こえるという、投稿ネタもの。筆者も大好きですが、最近は不定期になっていて残念です。
 これとは逆に、洋楽の歌詞の中に、突然本当に日本語が混じっていることに気づき、驚くことがあります。それをよ~く聴いてみると、奥深いものだったり、ワケが分からないものだったり、誰が教えたんだ!という感じのフザけたものだったりして、結構面白いんですよね。
 そこで!! そんな洋楽の中に出てくる日本語のあれこれを、毎回何曲か俎上に乗せ、検証してみようと思い立った次第。題して「Jの遺伝子」。
 最初はこちらの曲。

●「IT’S NO GAME(Part1)/DAVID BOWIE」
 2016年1月、2日前に69歳になったばかりの日に惜しくもこの世を去ってしまった、不世出のアーティスト=デヴィッド・ボウイ。
 彼が1980年にリリースしたアルバム『スケアリー・モンスターズ』の1曲目に収録されていたのがこの曲です。
 いきなり、躁状態にあるような日本人女性による日本語ナレーションが・・・
「シルエットや影が革命を見ている。もう天国の自由の階段はない」
 ・・・と始まり、ボウイの絶叫調のヴォーカルの合間に、ところどころ・・・
「どこに教訓があるのか。人々は指を折られている」
「こんな独裁者に卑しめられるのは悲しい」
「昨日にフタをすれば恐怖は増す」
「俺の頭に弾を打ち込めば、新聞は書き立てる」
 ・・・などと、どうやら恐怖政治下にある民衆の叫びのようなものが差し込まれているんです。
 何でも、ボウイが1978年暮れに来日した際、滞在した京都で、この曲のアイデアを想いついたそうですが、とにかく、かなりアヴァンギャルド。この曲には「パート2」もありますが、そちらには日本語ナレーションはなく、ボウイも絶叫せず、もっと穏やかな感じに仕上がっています。
 ちなみに、この日本語のナレーターを務めたのは、広田ミチさんという当時ファッションモデルをされていた方で、女優・広田レオナのお母さんだとか。
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