キャロル・キングの『つづれおり』は全ポピュラー音楽を代表する … – Yahoo!ニュース

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キャロル・キングの『つづれおり』
OKMusicで好評連載中の『これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!』のアーカイブス。今回はキャロル・キングのソロ2作目のアルバム、1971年にリリースされた『つづれおり』を紹介する。15週間ビルボードチャートで1位の座を守り、その後302週間チャートインし続け、現在までに2500万枚以上を売り上げたモンスター作品だ。グラミー賞は主要4部門を受賞している。僕自身、何百回聴いたか記憶は定かではないが、楽曲や演奏だけでなく、ジャケット(すみませんLPで)の手触り、写真に至るまで、全ての面で最高の作品だろう。リリースされてから50年近くが経つのに、その音はまったく古くなっておらず、何度聴こうが飽きない。通常、売れることとアルバムの完成度は比例するわけではないが、最高の内容を持ったアルバムがビッグセールスを記録するという、そういう意味でも『つづれおり』は稀有の作品だろう。 ※本稿は2018年に掲載
1950年代半ばにロックンロールが誕生したことで、アメリカのポピュラー音楽界は劇的に変わったといえる。それまでアメリカのポピュラー音楽界はジャズ、フォーク、ルーツ系(白人系ならカントリーやブルーグラスなど、黒人系ならブルースやR&Bなど)、ラテンなどの音楽がメインで、基本的には大人が楽しむための娯楽であった。それがロックンロールが登場してきたことで、エネルギーの有り余っている低年齢層に爆発的に支持され、あっと言う間に全世界に広まっていく。そもそもロックンロールは踊るための音楽であり、それまでに広く存在していた黒人向けのジャンプブルースやR&Bを白人向けにアレンジしたものである。 リトル・リチャード、ボ・ディドリー、ファッツ・ドミノ、チャック・ベリーら(すべて黒人アーティスト)は、R&Bとロックンロールの橋渡し的な存在として知られるが、ロックンロールという新たな呼び名でティーンのリスナーに向けて仕掛けたのはアランフリードに代表される白人DJであった。一般社会ではまだ人種差別が横行していた時代ではあったが、ポピュラー音楽の内側ではいち早く黒人音楽と白人音楽の融合(クロスオーバー)が起こっていたのである。特にテキサス、テネシー(メンフィスとナッシュビル)、ルイジアナ(ニューオリンズ)などは東部の都会と比べて白人と黒人が近くに居住しており、白人と黒人がどちらの音楽もラジオで聴いていたから、両者の音楽がミックスされて新たなポピュラー音楽が生まれたのである。
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