DJ KOO、小室哲哉は“永遠の師匠”「小室さんと出会ったからこそ … – Yahoo!ニュース

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DJ KOOにインタビューを実施
2023年2月にデビュー30周年を迎えるTRFのリーダー・DJ KOOが、選曲やMIXを手掛けたコンピレーションCD『懐-ナツ-エモティック J-POP 神BUZZ HIT SONGS ~DJ KOO PLAYLIST MEGA MIX~』を12月7日に発売。同アルバムは大塚愛の「さくらんぼ」や広瀬香美の「ロマンスの神様」など、TikTokやその他SNSでバズった1990年代の懐かしく“エモいJ-POP”がノンストップで収録されており、リアルタイムで聞いていた世代、TikTokをきっかけに知った若い世代どちらにも心躍る内容となっている。最近では「今もクラブでDJをしているけど、“バラエティーのDJ KOOがDJをやりに来た”と思われる(笑)」と、“本業”のDJ以外にもバラエティー番組での活躍ぶりに枚挙のいとまがないDJ KOOに、求められる音楽の変化や、好きなことが仕事につながることの素晴らしさ、30年来の付き合いで、“永遠の師匠”である小室哲哉への思いなどを聞いた。 【写真】レモンのパネルを持って「イエイ!」とノリノリのDJ KOO ■選曲はぜいたくな悩み ――『懐-ナツ-エモティック J-POP 神BUZZ HIT SONGS ~DJ KOO PLAYLIST MEGA MIX~』は、選曲もDJ KOOさんが手掛けたとのことですが、構成の狙いを教えてください。 ノンストップで聞いてもらうということで、DJ目線のセレクトです。フルバージョンではなくショートにした場合、「ここで終わったら次はこの曲かな」とか、「この曲は聴かせる曲だからしっとり聴ける順番に置く」とか、「このセクションはノリノリの曲を集めて楽しみたいからそういうノリの曲を続ける」とか、DJとしての感覚で決めました。聴いてくださる方には、この1枚で青春を謳歌(おうか)していただければうれしいです。 ――選ばれた35曲は、どの曲も誰もが口ずさめるような名曲ばかり。 そうですよね。1990年代はミリオンヒットのCDが爆発的にたくさん出ていたんですが、その当時リアルタイムでDJをやってきているので、そこでプレイしてきたような曲、みんなが楽しめる曲を!と思ってセレクトしたので、このラインアップになりました。まだまだいい曲はいっぱいあるので、選曲はぜいたくな悩みでしたね。 ――最近は「イントロをカットして歌だけ聴きたい」という若者も多いと聞きます。逆に昔は「イントロクイズ」の番組もありました。時代によって求められている音楽も変わってくると思いますが、アーティスト側からはどう捉えていますか? 楽しみ方は聴く方の自由ですので、それぞれの好みでいいと思います。イントロがあってAメロ、Bメロ~サビというのも単純に形式だけで、誰が決めたわけでもなく、そうやって作るのが当たり前だと思いながら作ってきたので(笑)。1曲フルで聴くより、例えばサビだけでもスマホでいろいろな楽曲を聴きたい、というような世代によるニーズの変化は、これだけたくさんの情報がある時代ですから、大いにアリだと思いますよ。 ただ、個人的にはイントロが始まって、サビに向かってじわじわ盛り上がり、サビで一気に高揚するという方が好きですけどね(笑)。それはJ-POPに限らず洋楽しかり、K-POPしかり、歌だけではない楽曲トータルの魅力があると思います。 ――DJとして求められる楽曲も時代によって変化したなと思いますか? 僕はDJを始めて42年目になりますけど、始めた当初は洋楽を流すのが当たり前で、J-POPをかけるのは御法度なところもあったんです。それが90年代に入ると、ジュリアナ東京でテクノが盛り上がって、そこから小室哲哉さんが日本のJ-POPでも踊れるダンスミュージック、クラブでも通用するダンスミュージックをどんどん作り出してくれたおかげで、洋楽に交じって「EZ DO DANCE」が入ってきた。 今でもクラブでDJをしているんですけど、令和になってからはTikTokではやっているような楽曲がそのままクラブでキラーチューンになっているというのもすごく多いんですよ。大塚愛ちゃんの「さくらんぼ」とか、そういうヒット曲のリバイバルが若者にめちゃめちゃウケているので、音楽の選曲の移り変わりは感じます。まさかTikTokのヒット曲をチェックしながらDJをする時代になるとは…。面白いですね。 ■TikTokを始めたきっかけは“愛娘” ――TikTokを中心に懐メロが盛り上がる傾向にありますが、KOOさんも精力的にTikTokを更新されています。始められたきっかけは? うちの娘がめちゃめちゃTikTokを見ていたからです(笑)。「どういうのを見てんの?」って聞いたら、「こういうのが面白いよ」っていろいろ教えてくれて。うちの娘が夢中になるぐらいだから、これは若者の文化なんだなと思ってやってみようかなと。おかげで親子の会話も増えたんですよ。「今は何がはやってんの?」って聞くと、「これとこれ!」ってすぐに教えてくれて。家族のコミュニケーションが活発になり、仕事にも生かされ、良いこと尽くめですよね。 ――娘さんとはInstagramでも仲良しぶりを公開されていますよね。 本当に助かっているんですよ。インスタの写真の撮り方とかやっぱり娘の方がうまいので。僕のインスタで、これはすごくきれいに撮れているなという写真とか、バズった投稿は娘が作ってくれたものが多いです(笑)。娘としても父親の仕事に参加したような感じで喜んでくれているし、うちならではのいいコミュニケーションですね。 ――ファミリーといえば、KOOさんにとって家族のような存在のTRFが2023年にデビュー30周年を迎えますね。 今思うとあっという間の30年でした。一つ一つ考えていくといろんなことがあったんですけど、今もう一度やれって言われたらできない、その時にしかできないことを最大限にできたことはすごくうれしいなと思います。決してそれを過去のものとするのではなく、この30年があるからこそ今があるというような気持ちですね。 来年2月に30周年記念ライブをするんですけど、この前選曲や演出の会議があったんです。「TRFといえばこの曲だよね」という曲はしっかりと押さえつつ、ボーカル、ダンサー、DJという3セクションがある中で、“それぞれの30周年”をしっかり出せるようなライブにしたいと思います。 ――先日Instagramで小室さんのお誕生日を祝福されていて、「TRF 来年30周年!!! 是非、小室さんと共演したいです!!」とつづられていましたが、何か動きはありそうでしょうか? どうでしょう(笑)。まだ言えないのですが、実現すればファンの皆さんも喜んでくださると思います。 ――楽しみです。あらためてKOOさんにとって、小室さんはどんな存在ですか? ずっと変わらず、師匠です。TM NETWORKの復活ライブも見に行ったんですけど、皆さんは常にものすごい重圧を背負いながら音楽をやってらっしゃるんです。でも、それを物ともせず、それ以上のものをバーンと返してくれる。あらためて3人の先輩の背中はでかいなと感じました。 その中でも、やはり小室さんと出会ったからこそ自分の人生は変わったと思っているので、その思いは今後も変わらないです。今も小室さんから連絡があると、めちゃめちゃうれしいですから。ずっと憧れの存在です。 ■新しい挑戦で「すごく充実感があります」 ――KOOさんはバラエティー番組でも大活躍中。音楽とは違うジャンルに挑戦されることについてはどういう思いが? 格好良く言うと「生涯学習」ですね。僕がバラエティーに出始めたのって50代になってからなんです。TRFが20周年を迎え、それぞれソロでもいろいろ活動をしていこうというとき、僕はバラエティーに出させていただくことになって。そこでいろんな人と出会いましたし、バラエティーで露出が増えると「あ、DJ KOOってこういう人なんだ」って皆さんに伝わる。 それによって、お祭りやいろんなコンテンツの関係者さんに声をかけてもらって、今までやってきたDJの仕事がより広がっていく。還暦を過ぎてもそれはさらに広がっていっているので、すごく充実感があります。 お祭りでDJをやったり、ダンスコンテストでDJをやったり、そこで出会った小さい子が「あ、DJ KOOさんだ!」って喜んでくれたり。その親御さんも「KOOさんKOOさん!」って言ってくれるのが本当にうれしいですね。 ――親子でKOOさんに羨望のまなざしを向けるというのもすごいことですよね。 やっぱりバラエティーをやらせてもらったおかげかなと思います。最近ではクラブにDJとして行っても、「バラエティーに出てるDJ KOOがDJをやりに来たぞ」という感覚で見られているんですけど(笑)、そもそもDJが本業なので、DJをやらせたら上手なわけですよ。逆にそのギャップでみんなが盛り上がってくれて、余計に一体感が作れるようになりました。 ■KOOフェスがやりたい! ――DJとしての今後の展望は? 「KOOフェス」をやりたいですね。おかげさまでここ数年、僕と一緒にいろいろなことをやってくれる人が増えてきたので、親子2世代、3世代で来ていただいて楽しめるフェスをしたいです。ダンスミュージックは体感して体を動かしながら楽しんでもらうのが醍醐味ですが、それは決して若い人だけのものではないなと感じているので、お客様が主役になって楽しんでもらえるフェスをやりたい。僕はパンも大好きなので、音楽とパンが楽しめるKOOフェスをやりたいです。 ――パンといえば、以前「オオカミ少年」(TBS系)で“利きパン”もされていましたよね。 そうなんですよ!パーフェクト正解でした(笑)。家からスタジオに来るまでの間にパン屋さんが何軒かあるので、いつもパンを買ってスタジオで食べています。毎日必ず食べていて、年間少なくとも1000個は食べているので、来年は「パンシェルジュ検定」の試験を受けようかな。 ちゃんと専門家になればパンのお仕事も増えると思いますし、音楽やバラエティー番組だけでなく、今自分ができること、興味のあることはいろいろとやって、発信していくことでお仕事につなげていければいいですね。 ◆聞き手=小池貴之/構成・文=ブルータス海田
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