【ん・フェニ インタビュー】いろんな方々とかかわるのは“頑張ろう … – Yahoo!ニュース

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ん・フェニ
2020年から東京を拠点として活動しているオルタナティブシンガーソングライター、ん·フェニ。楽曲制作、ビジュアルデザイン、映像制作なども自身で手がけている彼女の魅力が凝縮されているのが『N’s PAST RECORD』だ。配信とアナログ盤の2形態でリリースされるこのアルバムについて語ってもらった。
──2020年から音楽活動を始めたんですね? はい。たまたまギターが巡ってきて、DTMとギターについて訊ける人が周りにいるので始めました。それが4年くらい前ですね。その時の自分は“何をして生きてこうかな?”というのを結構選べるタイミングだったので、いろいろやったりしていて。そういう中でも、自分は音楽の周りにいる人が好きだなと思ったんです。 ──音楽の周りにいる人が好きというのが、音楽を始める動機だったんですか? そうなんです。お仕事は“これが好きだから”と選ぶのも理由のひとつだと思うんですけど、職場環境も大切ですから。 ──おっしゃるとおりです。音楽はもともと好きだったんでしょうか? 好きではなかったです(笑)。わりとメンタルが過敏なので、映画もあまり観られなくて、音楽もあまり聴けなかったんです。でも、年齢を重ねる中で大丈夫になってきて、少しは聴けるようになりました。 ──曲はすぐに作れるようになりました? ギターとかDTMをやっていく中で曲が作れるようになった感じで、最初はヤバかったです(笑)。カオスな感じでしたね。作り始めた時はなぜか作れたんですけど、“もう1曲作ろう!”と思ってもどうやって作ったのかを覚えていなくて。でも、しばらくモヤモヤしているうちに急に作れるようになりました。 ──作り始める中で、リスナーとしてもいろいろ聴くようになりました? そうですね。最近は洋楽を聴くようになりました。歌詞が分からないので聴きやすくて(笑)。歌詞が分かりすぎるとつらくなってしまうので。ポリヴァイナルレコーズの感じが好きです。クレイロさん、ビーバドゥービーさん、セイント・ヴィンセントさんとかも好きですね。 ──ん・フェニさんの曲はシューゲイザーのテイストもすごく感じるんですけど、My Bloody Valentineとかは? 聴きますけど、“すごく好き”というよりは“聴きます”という感じです。掘り下げるというよりか、参考音源としてですね。Alvvaysさん、DUM DUM GIRLSさんとかも聴きますね。 ──ど定番のマイブラは別として、日本では洋楽マニアくらいしかあまり聴かないインディーロックにかなり触れているんですね。 そういうのはインターネットのおかげですね。関連アーティストっていろいろ出てくるので。 ──作っている曲を評価してくれる人は多いですよね? うーん…どうなんでしょう? 分からないです。曲を褒めてくれてるのかな? そういう声は自分的にはキャッチしていません(笑)。不安はずっとあります。 ──僕、ん・フェニさんの歌声も好きですよ。 歌、下手です(笑)。 ──圧倒的な歌唱力でリスナーの心を掴むタイプではないですけど、声質と醸し出す空気感で豊かな世界を作り上げられるシンガーだと僕は感じています。 歌うと空気ばっか出てくるんですよ。 ──その空気が良いんです。 ありがとうございます(笑)。 ──ライヴは頻繁にやっているんですか? あんまりやれていないんです。やりたいんですけど、あんまりお友達がいなくて…。今のレコード会社のみなさんが助けてくださる前はずっとひとりだったので、ライヴにも呼ばれなくて(笑)。私、広がりが持てないんですよ。ライヴは好きなのに。 ──作詞作曲以外にビジュアルデザイン、映像制作もご自身で手がけていますよね? はい。“自分は何を考えているのか?”とかを話すのが苦手なんですが、うまく言えないくせにこだわりがあるんです。曲を作る時でもビジュアルのイメージがあったり、“こういう映像にしたい”とかもあるんです。あと、ライヴ自体も自分で作りたいというのがあるんですよね。すごいセットを組んでやるライヴとか、ああいうのも本当はやりたいんです。でも、イメージが自分の頭の中にあるのにうまく言葉で伝えられないから、自分でいろいろやっているという感じです。 ──編曲をお願いしたり、他のクリエイターにお任せする部分もあると思うんですけど、そういうのは慣れてきました? ディレクションみたいなことは少し慣れてきました。ジャケットをいつもお願いしている方とか、そういう人たちのためにも自分が有名にならないといけないと思っています。それによって恩返しもできますから。いろんな方々とかかわるのは“頑張ろう!”という気持ちの種にもなります。 ──音楽活動を通じて、社会との接点を持てるようになっている感覚もあります? そう感じるようになったと思ったら、2週間くらいひとりになってしまって、“あれ?”ってなることの繰り返しです(笑)。 ──(笑)。今回のアルバムは、さらに幅広い方々との接点を作るきっかけにもなると思います。1stアルバム『ちょっとだけ二日酔い。』(2021年1月発表)、1st EP『SUMMER EP』(2021年7月発表)、『味の素×北欧、暮らしの道具店コラボWebCM』に起用された1stシングル「こっちの生活」(2022年3月発表)、新たに制作した2曲のインタールードで構成している作品なんですね。 はい。“すでに出している曲がいいから、もう一回プロモーションしたいです”とレコード会社の方がおっしゃってくれたんです。自分自身ももっと届けたい層のみなさんがいると思っていたので、こうして一枚のアルバムになりました。自分と同年代や年下の人たち、女の子とかに届けていきたいんですけど、届けきれたとは思っていなかったので。私としても心の叫びに対して、リアクションが返ってきたら嬉しいんですよね。等身大の音楽として聴いてくれる存在が欲しいんです。 ──例えば「今を燃やす」は同世代や年下のリスナーがリアルな歌として受け止めると思いますよ。 これは最初の最初にリリースした曲なんです。その時の気持ちがだだ漏れてしまっている感じですね。 ──「Merry」もものすごくいいですね。YouTubeにアップされているリリックビデオも素敵です。 あのリリックビデオはとしまえんが閉園しちゃう時に撮りました。 ──90年代半ば頃のテイストをどことなく感じる映像だったんですけど、そういう質感が好きなんですか? その限りではないんですが、この曲に関してはこの感じがいいと思って。「FUNNY TATTOO SEAL」のMVもレトロな感じですね。ジャンルレスな感じで、“みんな元気! ハッピー、アドレナリン!”という感じが良かったんです。曲的にはパルコとかルミネのCMを目指して、マインド的にはPUFFYさんやHALCALIさんで、音的にはDUM DUM GIRLSさん…みたいな感じですね。 ──他人の目や評価をまったく気にせずに生きるのは難しいですけど、自分は自分のために生きるのが大切なのではないか…そういうことをこの曲を聴いて感じました。 そういうマインドを届ける曲が自分自身にも必要だし、世の中に対しても叫びたいことだったんです。恋愛の曲とかよりも、自分の根本にあるのはそういうものだったりするので。
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