エフエム山陰12月のツキ押しワールドポップス、洋楽のパワープレイはダーモット・ケネディが歌う「Kiss Me」だ。
彼はアイルランド出身のシンガー・ソングライターであり、力強い歌声と繊細で心に突き刺さるライティングスキルでリスナーをとりこにし、2019年発表のデビュー・アルバム「Without Fear」は全英アルバム・チャート初登場1位を獲得。母国アイルランドでは、今世紀最も売れたデビュー・アルバムに認定され、あのテイラー・スウィフトからも支持されている。
心震わす歌声とギター1本でUKを制した実力派シンガー・ソングライターである。
この「Kiss Me」というタイトルに、最初は甘ったるいラブバラードか? そんな気持ちで聴き始めたが、私は見事撃ち抜かれてしまった。完全にバンドサウンドでもなく、エレクトロサウンドでもない。まさに全世代に響くようなサウンドと「そういうサビを待ってました!」と言わせるような、お約束にも似た最高のメロディーライン。歌詞の内容も、純愛にもとれるが、男女の逃避行のようにも思える。
ドライブ中などに聴けば、この冬の始まりにエモーショナルな風を感じることができるだろう。
(エフエム山陰 高田リオン)
【コラボしています】エフエム山陰 SUN-IN MORNING(朝7時半~9時)
【Sデジオリジナル】追悼クリスティン・マクビー
Sデジ(デジタル版)では11月末に死去したクリスティン・マクビーについて書いています。
→ https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/312266
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