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<ライブレポート>Chilli Beans. “等身大”の姿で豊洲PITを埋めた【Hi, TOUR】ファイナル
 Chilli Beans.が、12月14日に【1st one man live tour「Hi, TOUR」】ファイナル公演を東京・豊洲PITにて開催した。 その他の画像  2019年に結成、2021年8月にデビューしたばかりのChilli Beans.にとって、今回が初めての全国ツアー。豊洲PITは自身最大キャパの会場であったが、そこでも変に背伸びしないナチュラルな姿で、満杯に詰めかけた観客を笑顔にさせていた。  開演を今か今かと待ちわびる観客の前に、突然80年代のテレビ番組をオマージュしたムービーが流れ始める。ツアー各地でライブや食事を楽しむ無邪気なChilli Beans.の姿に思わず笑顔になっていると、ムービーが終了し、ドラムのビートとともに3人のシルエットが紗幕に映し出された。  そして、突然その紗幕が落とされてステージ上にメンバーが登場すると「School」がスタート。清涼感あふれるMoto(Vo.)と、ちょっとやんちゃな雰囲気をまとうMaika(Ba. / Vo.)のふたりのボーカルの対比がキュートな楽曲だが、アメリカのスクールバスをモチーフにしたステージセットがそのムードをより盛り上げる。しかし演奏はエモーショナルで、途中のソロではLily(Gt. / Vo.)が長い髪を乱しながら全身でギターを鳴らすなど、バンドサウンドの骨太な迫力も感じられる。まさにChilli Beans.の魅力を1曲で表したような幕開けを飾った。  粒の立ったビートと、恋で浮き足立つ気持ちを表現した詞がかわいらしい「マイボーイ」、打って変わってダークで妖しい雰囲気で、表現力の高さと振り幅を見せつけた「This Way」「neck」を一気に繰り出したあとは、MCへ。豊洲PITを埋め尽くす人の数に「すごくない(笑)?」「幕が落ちた瞬間、(人が多すぎて)うわっ!ってなりました」「びっくりした(笑)」と、飾らない言葉で素直な気持ちを語った。  脱力的な歌詞を、洋楽的なフロウでゆったりとフォーキーなメロディに乗せる「L.I.B」(サビ前にLINEの着信音が入るところも、彼女たちの遊び心とセンスを感じる)、独白のような歌い出しがサビで叫びのように変わり、Motoがタンバリンを叩く姿にもやりきれない感情が表れる「アンドロン」を終えると、歯切れ良いギターの音色で踊らせるダンス・ロック曲「Tremolo」へ続く。サビでは観客が手を大きく左右に振り、会場の熱が上がっていくのが肌で感じられた。その雰囲気に応えるように3人のテンションも上がっているようで、終盤のラップパートでは楽しさを隠しきれない様子。ギターソロでは、ステージ真ん中に移動したLilyとMaikaが向かい合ってセッションを繰り広げ、音色にも彼女たちのハッピーな気持ちが滲み出ているようだった。  続く2曲は、彼女たちの持ち味である“声のハーモニー”が特に際立つ流れに。「少しゆったりした曲をやりたいと思います」と告げて披露されたのは「call my name」。アコースティックギターと最小限のリズムセクションの音に乗る、MotoとMaikaのボーカルが美しい。続く、ライブのみで披露されてきた未音源化曲「you said」では、3人の透き通るような声のハーモニーが荘厳な雰囲気をもって響き、これまで聴かせてきたロックやポップの要素とはまた違う新境地をみせた。  そして、観客の投票でChilli Beans.(と観客)の今日の晩ご飯を決める企画『#ディナーナニナニ』で盛り上がったあとは、そのテンションのまま「lemonade」へ。Motoが曲名を告げた時点でどよめきが起こるほどの人気ぶりで、メンバーが煽るまでもなく観客の手も自然と高く上がる。恋が終わるやぶれかぶれな感情を歌うロック曲「See C Love」でもその熱気が続くと、洋楽の影響を強く感じるChilli Beans.の楽曲のなかでは異色を放つ和風なメロディが耳に残る「blue berry」、シャウトに近いボーカルがテンションを煽る「Digital Persona」、観客と踊りながら、フロアを見つめる3人の優しい笑顔にきゅんとした「シェキララ」をたたみ掛け、本編が終了した。  アンコールでは、2月にリリースされるEP『mixtape』からの先行配信曲で、切ない歌詞とメロディを4つ打ちビートに乗せたチリビ流クリスマスソング「daylight」を披露。そして最後の挨拶として「音楽を聴いてもらえるのが、こんなにも幸せなことなんだなって実感しました」(Lily)「私は最近、そのままでいいんだなってことに気づいて……無理した自分じゃなくて、そのままでもたぶん、素敵なので、またそのままの私たちでライブで会えたら嬉しいなと思います」(Moto)「感謝ですね。幕が下りたときの景色を、私は一生忘れないと思います。……これからもよろしくお願いします!」(Maika)とひとりずつ語った後は、未来への力強い想いを歌うロックチューン「HAPPY END」を繰り出し、約2時間のライブを締めくくった。  デビューして1年と少しというスピードで、日本最大規模のライブハウスである豊洲PITを埋めてみせたChilli Beans.。楽曲のキャッチーさ、3人のルーツである洋楽(バンド名の由来もレッド・ホット・チリ・ペッパーズとのこと)の影響を感じられるおしゃれなフロウやメロディ、どこか懐かしさを感じるバンドサウンド、全員がボーカルを取れるほどの高い歌唱力とそこから生まれるハーモニー……と、彼女たちの音楽が支持される理由は音源を聴くだけでもたくさん思いつくけれど、このライブで、音源を凌駕する表現力と、どんなステージでもありのままの姿で楽しめる度胸まで兼ね備えていることまで見せてくれた。途中のMCでアンケートの時間があったのだが、会場内のほとんどの観客が、Chilli Beans.のライブは今回が初めてだったという。音源に惹かれて集まった音楽ファンたちを満足させ、笑顔にさせる、こんな堂々としたステージを作り上げてしまったら、もう怖いものなんてないんじゃないだろうか、と思うようなライブだった。  2月1日には3rd EP『mixtape』をリリース、3月には対バンツアー【Dancing Room 003】を、名古屋にPEOPLE 1、大阪にWurtS、そして横浜に盟友・Vaundyを迎えて開催することも決定している。彼女たちのこのあとの躍進が楽しみで仕方ない。 Text by Maiko Murata ◎公演情報 【1st one man live tour「Hi, TOUR」】 2022年12月14日(水) 東京・豊洲PIT
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