プロが厳選!英語学習に役立つ「映画・ドラマ9選」 ファミリー向け … – Yahoo!ファイナンス

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4:51 配信
東洋経済オンライン
大ヒットした『アナと雪の女王』も英語学習にぴったりな教材だ(写真:AP/アフロ)
 外国語を流暢に操る人に学習法を聞くと、「海外ドラマや映画を繰り返し観て、習得した」いう答えが返ってくることがある。

 自分もやってみようと何度かトライしたが、何度も観る気にならなかったり、いつの間にか字幕を追ってしまい、ものにすることはできなかった。

 最大の問題は自分の根性や熱意であることはわかっているが、コンテンツの選び方にもコツがあるのかもしれない。

 そこで英語教育のプロに、「英語学習に向いているドラマ・映画」を「ファミリー向け」「受験生・学生向け」「ビジネスパーソン向け」の3ジャンル別にリストアップしてもらった。
<選定方法>
AI英語教材「abceed」やAI英語スクールを運営するGlobeeの幾嶋研三郎社長、同社のTOEIC980~990(満点)コーチ4人、英語ネイティブの外国人スタッフ4人の計9人で、ストーリーがわかりやすくて発音が聞き取りやすく、単語やフレーズの難易度が比較的低い作品を中心に各ジャンル3作品を選んだ。ビジネスパーソン向けには上級者向けの作品も含んでいる。
「リスニング」「発音」に苦手意識を持つ日本人学習者を想定し、覚えやすくリズム感を身につけやすい「歌」から入れる作品を厚めに紹介している。各タイトル下に添えたスコアは、「これくらいのレベルの学習者が知っている単語が多く出てくるので、耳を慣らすための適正レベル」(幾嶋社長)。それ以上のスコア保持者でもリスニングに苦手意識がある人にはおすすめ。
■日本人が苦手な発音も学べる

 【ファミリーで英語を学ぶ際におすすめの3選】

『アナと雪の女王』(原題:Frozen)
英検:5~3級、TOEIC:~400点
 世界で大ヒットしたディズニー映画。明るく勇敢な主人公アナが、たくましい山男のクリストフ、トナカイのスヴェンと一緒に姉エルサを探す冒険物語。

 名曲が多く、音楽から英語の音に慣れることができるのは非常に魅力があります。例えば “For the first time in forever” の発音をきれいにできれば、日本人の苦手なR母音を習得できます。
 また、大人が実践的な英会話に応用できるネイティブ表現がちりばめられています。

 愛が何かわからないと落ち込むアナに対するオラフのせりふ“That’s OK. I do. Love is putting someone else’s needs before yours. ”(訳:大丈夫、僕わかるよ。愛っていうのは、自分より人のことを大切に思うことだよ)の、 “put someone else's needs before yours”は、「AをBより優先する」というビジネスでもよく使われるフレーズを「put A before B」と簡単な単語で表現しています(幾嶋氏:慶応大学在学中にGlobeeを起業。TOEIC980点)。
 ディズニー映画はスラングが少なく、日常会話に使うフレーズが網羅されているので、リスニング教材に打ってつけです。TOEICなど語学試験の学習者にもおすすめです(樋口大輔氏:Globee AI英語スクール<ABCEED ENGLISH>チーフコーチ。英検1級、TESOL <英語教授法>ディプロマ取得)。

■英語のリズムを身に付けられる

『SING/シング』(原題: Sing)
英検:5~3級、TOEIC:~400点
 さまざまな夢や事情を抱える個性的な動物たちが、倒産寸前の劇場が主催するオーディションに挑戦し、奮闘するミュージカルアニメ。

 詳細を理解しようとすると難易度が高くなりますが、アニメーションであらすじをつかみやすいため、英語リスニング力に与える影響が大きいといわれている2歳から10歳の子どもの多聴用におすすめ。作中で洋楽が豊富に使用されており、英語のリズムを身に付けるのに最適です(田村凌氏:Globee コンテンツ開発マネージャー。TOEIC990点、英検1級、中高英語教諭一種免許状取得)。
『トイ・ストーリー』(原題:Toy Story)
英検:準2~2級、TOEIC:~600点
 子どもたちの大好きなおもちゃが、人間が見ていないときに動いたり話したりして冒険するファンタジー作品。1995年の第1作以来、現在まで4作品がリリースされています。

 上の2作品に比べると単語数が多く、難易度が高くなりますが、おもちゃ側の主人公であるバズがコンプレックスに悩み、乗り越えていく過程で繰り広げられる会話が、小学校高学年から中学生の思春期の子どもに響くのではないでしょうか。登場キャラクターが多いため、大人数の会話に慣れることができます(樋口氏)。
 【受験生・大学生が英語を学ぶ際におすすめの3選】

『glee/グリー』(原題: glee)
英検:5~3級、TOEIC:~400点
 アメリカ・FOXで2009~2015年に放送され、全米で社会現象を巻き起こした大ヒットドラマ。オハイオ州にある架空の高校の合唱部を舞台にした、生徒たちの青春ストーリー。ドラマの内容に合わせて誰もが知っている名曲が登場するのも見どころ。

 使われている英語表現がそこまで難しくなく、高校生や大学生に身近な題材を通して日常英会話表現が学べるため、海外ドラマの入門として最適。1話当たりの時間が45分程度なので、映画に比べてハードルも低いです。多聴によって英語表現に触れながら、興味を持った言い回しをリピーティングして覚えていくような使い方がおすすめ(田村氏)。
■学生生活をイメージできるドラマや映画

『ピッチ・パーフェクト』(原題:Pitch Perfect)
英検:準2級、TOEIC:~500点
 大学のガールズアカペラ部に所属する個性豊かなメンバーが、時に衝突しながら友情を深め、アカペラ界の頂点を目指すストーリー。

 楽しい大学生活をイメージできるので、受験生のモチベーションアップにおすすめ。友人間の会話でよく耳にするスラングも多く使われ、生の英語が学べます。英語の歌がたくさん出てくるため、リピーティングによる発音学習にも適しています(田村氏)。
『スパイダーマン』(原題: Spider-Man)
英検:2~準2級、TOEIC ~600点
 普通の高校生だった主人公がある日クモ由来の超能力を得て、悪と戦うストーリー。街を守るヒーローと、悩みを抱える普通の若者の二面性を丁寧に描いている点も人気の大きな理由。

 ストーリーがシンプルで流れがつかみやすいことに加え、子どもに人気のシリーズであることから大人向けの難しい単語がそれほど使われていません。高校生の主人公が友情・恋愛・家族などで葛藤を抱えるシーンが多く、各シーンに適した実用的な英会話フレーズが学べます。
 2017年以降のMCUシリーズを演じる主人公の俳優トム・ホランドは声が高めのイギリス人男性で、発音に強いなまりがないため、会話が聞き取りやすいのもポイント。気になった表現をリピーティングして習得するような学習がおすすめです(幾嶋氏)。

 【ビジネス英会話を学ぶ際におすすめの3選】

『マイ・インターン』(原題: The Intern)
英検:準2級、TOEIC~500点
 アン・ハサウェイ演じるファッションサイトの女性CEOのもとにやってきたインターンのベンはなんと70歳。やがて2人の間に年齢や性別を超えた信頼と友情が生まれ、人生経験豊かなベンの存在が、CEOの人生を大きく変えていきます。
 急成長中の会社が舞台で、ミーティング風景などビジネスシーンが多く、仕事で英語を使うイメージを持ちながら見ることができます。

 また、ロバート・デ・ニーロ演じるベンの人間性がすばらしく、人生の教訓になる名言が盛りだくさんのほか、ビジネス表現を学ぶのにも役立ちます。ベンのせりふ「When you need someone, you know you can count on」(訳:誰か必要なときには、私を頼って)に使われている「count on ~ :~を頼る」のように、TOEICの頻出熟語も出てきます(樋口氏)。
■使えるとカッコいいフレーズも

『SUITS/スーツ』(原題:Suits)
英検:2級~準1級、TOEIC 500~900点
 人間性に難ありの敏腕弁護士と、驚異的な頭脳を持つ無資格弁護士が連携して数々の法律事件に挑むテレビドラマ。2018年にはフジテレビ系「月9」ドラマ枠でリメイクされ、織田裕二が主人公を演じた。

 カッコいい仕事の現場を英語で楽しめます。法律事務所が舞台で「witness:(法廷に立つ) 証人」「deposition:宣誓供述書」「jeopardy:(有罪になる) 危険性」など法律系の難しい単語が頻出し、ストーリーも単純ではないため、ビジネス英語を深く学びたい上級者向け。
 1周目は日本語字幕で楽しんだ後で、英語字幕を使って英語での言い回しを学ぶのがおすすめ。早口の場面も多いため、聞き取れなかったところはシャドーイング/リピーティング学習で慣れていきましょう(田村氏)。

『ターミナル』(原題:The Terminal)
英検:5~3級、TOEIC:~400点
 祖国で突然クーデターが起こり、パスポートが無効になってニューヨークのJFK国際空港内で長期間にわたって生活することになった男と、ターミナルの従業員との交流を描いたヒューマンドラマ。
 トム・ハンクス演じる主人公は東欧の架空の国家出身で、ドラマの中で独学で英語を覚えていきます。主人公もいわば「初学者」のため会話がとても聞き取りやすく、英語で映画を視聴する入門的な作品です。文法の完璧さにこだわらず「まずは自分の知っている知識で話してみる」という英会話の基本姿勢も教えてくれます(幾嶋氏)。

 「一年の計は元旦にあり」という。英語のレベルを上げたいと考えている人は、ここに紹介した映画から自分にぴったりの1本を選んで、正月休みや旅行の移動時間に学んでみてはいかがだろうか。
東洋経済オンライン
最終更新:12/31(土) 4:51
東洋経済オンライン






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