【アジアで会う】ビバリーさん 歌手 第391回 アニメで憧れていた地、日本で歌姫になる(フィリピン) フィリピン・社会・事件 – NNA ASIA

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マーケット
2022/05/10(火)
ビバリー(Beverly) 1994年生まれ、フィリピン・ラグナ州カランバ市出身。幼少期から歌の才能を発揮し、9歳でボイスレッスンを開始。国内外の歌唱コンテストで優秀な成績を収める。大学在学中、人気歌手のMISIAさんの育ての親である音楽プロデューサー、与田春生氏に見いだされ、活動拠点を日本に移し2017年にメジャーデビュー。22年6月17日に自身4枚目のアルバム『from JPN』をリリースする。6月19日には2年ぶりのワンマンライブ「Beverly LIVE from JPN ~B. Avenue~」を東京・渋谷ストリームホールで開催予定。
(エイベックス提供)
インタビュー場所は、渋谷の中心地に位置する所属事務所兼レコーディングスタジオ。ドアを開けると、はにかんだ笑顔が愛らしい小柄な女性が迎えてくれた。
圧倒的な歌唱力から、「異次元のハイトーンボイス」の呼び名を持つ歌手ビバリーさん。日本人ヒットメーカーに見いだされ、音楽大手のエイベックス(東京都港区)から2017年デビュー。今年デビュー5周年を迎え、新作のリリースなど精力的な活動を続けている。
出身はフィリピン。「マニラに近くて、日本でいうと箱根のような雰囲気の町」というラグナ州カランバ市で、4人きょうだいの3番目として生まれた。音楽好きな母親の影響で、ラジオから流れる米国のポップスを幼少期から愛聴。ホイットニー・ヒューストンなどの難曲をコピーするビバリーさんの才能に気付いた母親の後押しで、9歳からボイストレーニングを開始した。
恥ずかしがり屋で、人前で歌うとなると半べそ状態。しかし、家族の応援と地道なレッスンで歌への自信を獲得し、フィリピン国内の歌唱コンテストに数多く参加した。「学歴を積んでほしい」という両親の夢をかなえるため、大学での勉強と両立させながらアマチュア歌手としてのキャリアを積んだ。
「プロになる夢はあったけれど、フィリピンには歌がうまい人が多く自信はなかった」と語るが、19歳で参加した米国での芸能コンテストで受賞し注目を集め、20歳のときに母国でアルバムを発売。さらに、フィリピンの有名作曲家ベニー・サトルノ氏が、ユニバーソウル代表取締役社長の与田春生氏に彼女のデモ音源を渡したことがきっかけとなり、日本活動のオファーが舞い込んだ。
■大統領のリクエスト受け晩さん会で熱唱
ビバリーさんが子どものころ、学校帰りの楽しみだったのが日本のアニメやドラマのテレビ放送。アニメの主題歌は耳コピーし、ローマ字に書き起こして歌うほど夢中になっていた。しかし、彼女にとって日本は行ったことのない遠い国。「どうやって私のことを見つけたのか不思議で、オファーも半信半疑だった」と振り返るが、与田氏のラブコールに応じ、大学卒業後の16年に生活拠点を日本に移した。
来日後は語学学校に通いながら与田氏のもとでデビュー準備を進め、17年5月にデビューアルバムをリリース。「当初は何をするにも緊張の連続。慣れない日本語での歌唱も苦労しました」と振り返るが、洋楽仕込みの英語を巧みにミックスしたパワフルな歌声が評判を呼び、数々のドラマ主題歌に抜てき。米国のスター歌手、アリアナ・グランデさんの来日公演のサポートアクト(前座)や、フィリピンのドゥテルテ大統領からのオファーで17年にマニラで開催された「ASEAN設立50周年記念晩さん会」で歌唱を披露するなど、アジアをまたにかける活動を続けている。
■日本は「ドリーム・カム・トゥルー」の国
ハイトーンを生かした楽曲から「難し過ぎてカラオケで歌えない」といった声を聞き、目指すべき方向性に迷いが生じた時期も。自称「オープンではない性格」で、一人で抱え込むタイプだったが、周囲に心の内を打ち明けることで自信を取り戻した。
新型コロナウイルスの影響で母国にはこの2年、帰国できておらず、家族とも対面できていないが「スマホのビデオ通話があるから大丈夫」とけなげ。活動の支えにしているのは、家族からの「自己中心的にならず、平和を大切に」という教え。近い将来、フィリピンでも活動し、自分が歌うJ-POPを母国の人にも聞いてもらいたいと語る。
日本は自身にとって「ドリーム・カム・トゥルー」の国。アニメを見て憧れていた地で歌手デビューが叶い、夢のようだと話す。この5月でデビュー5周年を迎え、自身が作詞した楽曲の連続リリースのほか、6月にはニューアルバム『from JPN』発売のほか、2年ぶりの有観客ライブの開催など活動がめじろ押しだ。
インタビュー中の受け答えは、シャイな性格ゆえに基本ウィスパーボイス。「ディーバ(歌姫)と呼ばれる歌手になるのが夢。それと同時に心をもっとオープンにして人間力を高めたいです。そうすればもっといい歌が歌えるようになると思うので」と語る声には、揺るぎのない芯の強さを感じた。(東京編集部・古林由香)
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