玄理、「ナートゥダンス」と「スラダン」に心揺さぶられた年末年始 – 大手小町

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5年ぶりのお正月がやってきた。昨年末に、J-WAVEのラジオ番組ACROSS THE SKYを卒業した。三が日に日曜日が被ったり、お正月の特番を任せて頂けることも多く、番組を続けたこの5年余りは「のんびりおせちでも食べて…」みたいなお正月とは縁がなかった。
自らの意思で決めた卒業だったものの、リスナーの皆さんからの温かいメッセージ、そしてスタッフからのサプライズで最終回は涙涙の3時間でした…。あれからはや3週間つが人の癖というのはなかなか抜けないもので、いまだに面白い映画や良い音楽を聴くと「あ、今週番組で紹介しよう」と思ってしまう。行き場を無くした私の最近見たお薦め映画を今日は紹介したい。
数年前、空前の大ヒットを記録したインド映画「バーフバリ」シリーズの監督最新作。突拍子もなく歌って踊るザ・インド映画だけど、規模がすごい。勢いが凄い。ついでに上映時間も長い(約3時間)。でも、面白すぎて体感時間は1時間半くらい。2人の男がそれぞれの執念を果たすために、イギリス統治下のインドを舞台に暴れまくる。銃の達人だった男が突然半裸で弓矢の名人になったり、怪我けがしても死ななすぎetcツッコミどころは沢山あるがそんなのどうでも良くなる程パワーがあるし、腹の底から湧き上がるような元気がもらえる映画! インド作品未体験の人こそ是非。2022年の映画館納め。
「アツいエモいヤバい….」この三つの言葉が始終頭の中でリフレインしていた。思えばスラムダンクは私の幼少期の思い出とがっちりリンクしている。日曜日の朝は弟とテレビの前に並んでセーラームーンを見てスラムダンクを見た。順番逆だったかな? とにかく、スラダンを見ると平和な日曜の朝、実家の間取り、匂い、ワクワクした気持ち。そういうのが全部よみがえってくる。
ネタバレ厳禁、とのことなので内容については触れられないが、映画の間両目両端からずっと涙があふれてた気がする。クライマックスでは息を止めすぎて後に頭痛が起きるほど。漫画も全巻持っていたので試合の流れも分かってる、分かってるけど井上雄彦先生の言葉通り「知らない人には初めての、知ってる人には、知ってるけど初めて見るスラムダンク」だった。スラダン愛してる。流川派だったけど三井派になりそう。2023年映画館初め。
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他にも配信系だと、有名すぎて見逃していたミセン、Netflix の新作ザ・グローリーを一気見した。今後の公開作で期待してるのはミシェル・ヨー主演、A24制作のマルチバースカンフー映画「EVERYTHING EVERYWHERE ALL AT ONCE」である。
最高に心揺さぶられるTHE FIRST SLAM DUNKで幕を開けた2023年、私も、一瞬が永遠に感じられるような時間を、心臓の音以外何も聞こえない瞬間を、一秒でも多く刻みたい。
1986年、東京生まれ。中学校時代にイギリスに短期留学。大学在学中、留学先の韓国の大学で演技を専攻。日本語、英語、韓国語のトライリンガル。2014年、映画「水の声を聞く」に主演し、第29回高崎映画祭最優秀新進女優賞などを受賞。17年にソウル国際ドラマアワードにてアジアスタープライズを受賞。近年の出演作に映画「スパイの妻」「偶然と想像」、ドラマ「アトムの童」などがある。オフィシャルインスタグラム@hyunri__official
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