BE:FIRST SOTA、グループのダンスのレベルを底上げするキーマン 海を越えて活躍する姿も – Real Sound

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 まもなくツアー『BE:FIRST 1st One Man Tour “BE:1” 2022-2023』がファイナルを迎えるBE:FIRST。先日は『JAPAN JAM 2023』への出演が発表されるなど、今年もワクワクをたくさん用意してくれている予感がする。
 そんな中、国内での活動だけではなく、SOTAがニュージーランドで行われた『I-DEVELOP 2023 DANCE CAMP』でダンスの講師を務めたという話題も飛び込んできている。今回はそんなSOTAの魅力を改めて確認してみたい。
 SOTAのダンススキルについては、BE:FIRSTデビュー当時どころか、BE:FIRST結成のきっかけになったオーディション番組『THE FIRST』(Hulu)から言及され続けていた。なにせ10代でHIPHOPダンスの世界大会で4度の優勝、ダンサーや振付師としての指導経験がある。この若さでこのような強い武器を持っている人は、数えるほどしかいないだろう。
 先日ゲスト出演した『&TEAM学園』(日本テレビ)で、&TEAMにSOTAがBE:FIRSTの「Shining One」のダンスをレクチャーするシーンがあった。そのシーンを観るだけでも、ダンスをする人にはどう伝えたら的確に振付が教えられるのかを知っているように見え、講師としての分かりやすさやポイントの伝え方が長けていることが感じられる。
[Announcement]SOTA will show up at I-DEVELOP 2023 DANCE CAMP in NZ to offer dance lessons on Jan 20-22, 2023 as a dancer and choreographer.
🔗https://t.co/B9a5ofpQxP pic.twitter.com/CZM7878p7i
— BE:FIRST GLOBAL (@BEFIRST_global) December 29, 2022

 それはニュージーランドで行われた『I-DEVELOP 2023 DANCE CAMP』でのレッスンでもわかる。改めてダンスは国境を越えるのだな、と痛感する出来事だった。
 デビュー前から高い実力を持っていたSOTAだが、デビュー以降も彼のパフォーマンスは観るたびに進化している。 もともとの長所でもあるテクニックはもちろんのこと、特に新しく楽曲がリリースされるたびに増す表現力が凄まじい。世界大会に挑んでいたころは、勝つためにスポーツのようなダンスをしていたこともあるというSOTA。徹底的にダンスの基礎をやっていたからこその表現力の深みもあるのだろう。
 ダンスと楽曲の関係性というのは、グループやアーティストそれぞれによって異なるが、BE:FIRSTの場合は楽曲の世界観を膨らませるものとして機能している。そして、ダンスにおいてグループを牽引しているのは間違いなくSOTAだ。自分だけではなくメンバーのこともよく見ているようで、例えばRYUHEIについては「顔のもっていき方とか指先の動きとか、僕が気にしてなかったことにすごく意識がいってて、最初からリスペクトだった」とインタビューで語るなど、それぞれのダンスを尊敬している様子が窺える(※1)。一人ひとりの努力はもちろんだが、それぞれが影響を受けあってダンスの実力が底上げされているBE:FIRSTだからこそ、牽引する立場のSOTAが伸びるほど、刺激されてグループのスキルが上がっていくのだろう。SOTA自身も驕らず、周りの意見を取り入れられるタイプだ。SOTAの成長もまた、メンバーがいるからだろう。
 もちろん、SOTAがセンターに立ったときの存在感は圧倒的だ。よそ見をさせない、パフォーマンスに吸引力がある。一方で、サイドや後方に回ったときはグループのダンスを締める役割を果たしている。目立つだけではない、縁の下の力持ちでもあるメンバーだ。

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