TALAS MR.BIGのビリー・シーン率いる伝説的ハード・ロック・バンド、タラス! 40年ぶり・3枚目のスタジオ・アルバム発売決定! -MUSIC LOUNGE ニュース- – Music Lounge

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TALAS / タラス Photo by Jeff Gerew
TALAS / タラス Photo by Jeff Gerew
 

MR.BIGのビリー・シーン率いる伝説的ハード・ロック・バンド、タラス!
40年ぶり・3枚目のスタジオ・アルバム発売決定!

 世界的ロック・ベーシストのビリー・シーンが、ヴァン・ヘイレンのデイヴィッド・リー・ロスのバンドやMR.BIGなどに加入する前に在籍していたアメリカのハード・ロック・バンドのタラスが、1982年発表の2ndアルバム『Sink Your Teeth Into That』以来となる、際立ったメロディを纏ったハード・ロッキンな40年振りのスタジオ・アルバム『1985』を9月23日(金)にリリースする。

 今作に収録されるほとんどの曲が、アルバム・タイトルのとおり1985年頃に作曲されたもの。あえてトラックに手を加えたり現代風にアレンジしたりはせず、それらが作曲された当時のまま今回レコーディングをした。ビリーはこう語る。
「俺たちは、1985年当時の自らの音楽人生を写したスナップショットを作りたかったんだ。気持ちは当時のまま、ほぼ同じラインナップで、80年代を2022年に持ち込んでね。80年代は音楽とロックバンドにとって素晴らしい時代だったから、俺たち皆そこに立ち返ることに興奮したよ。このアルバムは生々しく、リアルかつ正直で、元気を与えるものだと思うね」

 ビリーの言う「ほぼ同じラインナップ」とは、ビリー他、1984年発表のライヴ・アルバム『LIVE SPEED ON ICE』からバンドに加入したシンガーのフィル・ナロとドラマーのマーク・ミラーという、86年の解散時の第2期メンバー3人を指す。ギタリストは2010年代に新たに加入したキア・ナジョフスキ。しかし、今作でも艶のあるヴォーカルを聴かせているフィル・ナロが、残念ながら2021年に癌のため他界。結果的にはこの『1985』が彼の遺作となってしまった。アルバム本編のラストを飾るインストゥルメンタル・ナンバー「7IHd h」は、そのタイトルを逆さまにすると「4 PHIL」(フォー・フィル)になり、亡くなったフィルに捧げられる。

 また、今作のバッキング・ヴォーカルにはフィルの息子のジェイムズが参加。『LIVE SPEED ON ICE』にギタリストとして参加したミッチ・ペリーも2曲でゲスト参加している。

 アルバムは、マーク・ミラーの家のリビングで、モバイルレコーディング機器を使い録音され、スティクスやフォリナーとも仕事をしてきたカナダ人のラス・マッケイがミキシングとマスタリングを担当した。その渾身の作品の冒頭を飾る「インナー・マウンティング・フレイム」のミュージック・ビデオが公開になっている。

「インナー・マウンティング・フレイム」MV:
https://youtu.be/Z2eB2MiTigM

 なお日本盤には、1964年に作られ、歌手兼ピアニストのニーナ・シモンが同年初めてレコーディングして以降、アニマルズなど多くのミュージシャンによりプレイされてきた名曲「Don’t Let Me Be Misunderstood(悲しき願い)」のカヴァーをボーナス・トラックとして収録。今回タラスがカヴァーしたのは、ゲイリー・ムーアが『ダーティ・フィンガーズ』(1983年発表)に収録したそのヴァージョンだ。
 
 
 
<バイオグラフィ>
OPUS 1に在籍していたビリー・シーン(b & vo)がTHE TWEEDに加入したのち、同バンドバンドメイトのデイヴ・コンスタンティーノ(g & vo)とポール・ヴァルガ(ds & vo)と共に1973年にアメリカはニューヨーク州バッファローにて結成されたTALAS。結成当初はカヴァー・バンドとして地元のバーを中心に活動するだけだったが、1979年に、1stアルバム『TALAS』を発表。収録曲の「See Saw」は地元でヒットとした。この頃ビリーは、後の人気曲「Shy Boy」や「Addicted to that Rush」をすでに作曲していたという。

 1980年、VAN HALENの全米ツアーにオープニング・アクトとして起用される。それをきっかけに、とりわけビリーの超絶ベースには、アメリカのロック・ファンから注目のまなざしが向けられることとなる。1982年、バンドはRelativity Recordsと契約して、2ndスタジオ・アルバム『SINK YOUR TEETH INTO THAT』をリリースする。このアルバムには、デビュー・アルバムのときにすでに出来ていた「Shy Boy」が収録された。

1984年には、初のライヴ・アルバム『LIVE HIGH SPEED ON ICE』をリリース。新曲が5曲プレイされたこの作品からラインナップが一新され、ビリー他、フィル・ナロ(Vo)、ミッチ・ペリー(g)、マーク・ミラー(ds)という4人編成となる。デイヴ・コンスタンティーノとポール・ヴァルガは脱退し、オリジナル・メンバーはビリーのみに。

その後ミッチ・ペリーがバンドを脱退。後任としてジョニー・エンジェルが加入。新生TALASは、Gold Mountain/A&Mから次なるアルバムをリリースする予定であったが、86年にビリーがVAN HALENのデイヴィッド・リー・ロスのソロ・バンドに参加するためにTALASを脱退。デモまで完成していたそのアルバムであったが、リリースされることはなかった。

TALASを離れたビリーはデイヴィッド・リー・ロスのバンドで、86年の『EAT ‘EM AND SMILE』とそのツアー、88年の『SKYSCRAPER』の2枚のアルバムでプレイした。ビリーはその後、88年にエリック・マーティン(vo)、ポール・ギルバート(g)、パット・トーピー(ds)とともにMR.BIGを結成。91年には全米ナンバー1ヒット曲の「To Be With You」を世に送り出し、とりわけ日本での人気を盤石のものとしていった。MR.BIGと並行して、ビリーはNIACINを結成。アルバム『NIACIN』を96年にリリース。

そんな中、1997年にTALASは、デイヴ・コンスタンティーノ、ビリー・シーン、ポール・ヴァルガというオリジナルのラインアップで再結成。地元バッファローでのライヴをレコーディングしたアルバム『IF WE ONLY KNEW THEN WHAT WE KNOW NOW…』を98年に発表したのである。ただこれも一夜限りということで、TALASはまたしても深い眠りに入るのである。

MR.BIGが2001年のアルバム『ACTUAL SIZE』を最後に、2002年に解散。ビリーは、その直前より着手していた自身のソロ・アルバム『CONPRESSION』を2001年にリリース。2010年にMR.BIGがアルバム『WHAT IF…』を携えて再結成を果たしたのちは、元MR.BIGのリッチー・コッツェン(vo & g)、元DREAM THEATERのマイク・ポートノイ(ds)とのTHE WINERY DOGSを2013年に、マイク・ポートノイ、同じく元DREAM THEATERのデレク・シェリニアン(key)、元GUNS N’ ROSESのロン・サール(g)、元YNGWIE MALMSTEEN’S RISING FORCEのジェフ・スコット・ソート(vo)とのSONS OF APOLLOを2017年にと、次々にバンドやプロジェクトを立ち上げ、ワーカホリックぶりを遺憾なく発揮していく。

2017年7月には、ニューヨークにてTALASが再結成ライヴを行なう。ラインナップは、第2期のビリー、フィル、マークに加え、新ギタリストにキア・ナジョフスキを迎えた4人。この新生TALASで40年振りのスタジオ・アルバムの制作に取り掛かるも、2013年に首の悪性腫瘍の摘出手術を受けたフィルであったが、2020年に舌癌を発症。新作のヴォーカル・トラックをすべて録り終えたが、残念ながら2021年5月3日に帰らぬ人となってしまった。結果的にフィルの遺作となってしまったアルバム『1985』は、2022年9月に届けられる。

ビクターHP内アーティスト・ページ:
https://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A027730.html
2022/08/05-17:33:00
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