ライブで共演!新生BABYMETALに、元モー娘。鞘師里保の加入はあるのか? – Business Journal

 
 世界的な人気を誇るメタルダンスユニット・BABYMETAL(ベビーメタル)のステージに、20年以上の歴史を誇るスーパーアイドルグループ・モーニング娘。の元フロントメンバーが立つ。そんな“事件”に、アイドル業界がざわついている……。
 6月28日・29日の2日間、BABYMETALはライブ公演「BABYMETAL AWAKENS〜THE SUN ALSO RISES〜」を横浜アリーナで開催した。同公演では、10月11日に3rdアルバム『METAL GALAXY』が世界同時リリースされることが発表され、それに伴い9月からワールドツアーがスタート、9~10月がアメリカ、11月に日本(さいたま・大阪)、2020年2~3月にヨーロッパ各国をまわることも明らかになっている。
 2011年に結成されたBABYMETALはもともと、大手芸能プロ・アミューズが運営するアイドルグループ「さくら学院」内のいちユニットとして始動したもの。しかしながら、メタルサウンドに特化したその音楽的な“本気度”から、徐々にアイドルファン以外の人気も獲得。また、国内だけではなく短期間で海外のファンも急激に増やしていき、ついにはレディー・ガガのツアーのサポート・アクトを務めたりワールドツアーを敢行したりするなどし、いまや世界的な人気を獲得していることは周知の事実だ。
 その間、ヴォーカル担当のSU-METAL(21、中元すず香)の両サイドでMOAMETAL(19、菊地最愛)、YUIMETAL(20、水野由結)が踊るというシンメトリーな3人編成がずっと続けられてきたのだが、昨年10月にYUIMETALが脱退。今回の横浜アリーナ公演は2人編成の新体制になってから初めての単独ライブであり、おのずとファンの注目は、“アシンメトリーになったBABYMETALはどんなパフォーマンスを見せるのか?”という点に絞られていたという。
 事件は、その初日、28日のライブの冒頭で起こった。SU-METAL、MOAMETALのほかに、キツネの面を被った白装束の人物3名がステージに登場。さらに、そこから選ばれた1名が、“当面のサポートダンサー”を務めることがアナウンスされる。つまり、暫定処置ながらYUIMETALの“代役”を立て、従来の3人体制のバランスを保つ……ということになったわけである。
 そして、3人のなかの1名が面を外したとき、ステージ近くにいた一部の観客がどよめいたのだという。面が外されたその顔が、ある人物にしか見えなかったのだ。かつてモーニング娘。のセンターを務めた、鞘師里保(21)である。
 そのサポートダンサーは、ステージ上でキレキレのダンスを披露した。目ざといファンは、「BABYMETALのステージに鞘師が出現!?」といった内容を公演中からSNSに投稿。しかし公演終了まで会場では“その人物”が誰なのかの説明は一切なされなかったため、疑惑は疑惑のまま公演は終了。その後、公演中の画像がSNSに投稿などされ始め、謎のサポートダンサーの「正体探し」が続行されるなか、明けて29日未明、スポーツ紙がいっせいに「BABYMETALの公演に鞘師里保が登場」と報じ、「疑惑」が真実であったことが明らかになったのであった。
 ここで、鞘師里保について説明しておこう。
 鞘師は、BABYMETAL結成と同年の2011年に、第9期メンバーとして12歳でモーニング娘。に加入。歌、ダンスともにスキルが高く、短期間でセンターポジションを獲得、グループ屈指の人気メンバーとなっていく。ところが、そんな人気絶頂のただ中にあった2015年、「海外でダンスや語学を学びたい」という理由から、17歳の若さでモーニング娘。を卒業。しかも、通常は発表から実際の卒業まで短くとも半年は間をあけ盛大な“卒業公演”を敢行するアイドルが多いなか、同年10月の発表から年末の卒業までわずか2カ月という異例の早さでファンの前から姿を消したのである。
 その後も鞘師は、モーニング娘。時代と同じアップフロントプロモーションに籍こそ置いたままであったが、約3年の間、表立った活動は皆無。10代での活躍がめざましいものであった反動からか、アイドル卒業後に“燃え尽き症候群”のようになってしまい、その後は派手な活動はせずそのまま引退……となってしまうアイドルも珍しくなく、鞘師のかつてのファンは長い間やきもきさせられたままだった。さらに、2018年12月には同社とのマネジメント契約の終了が発表され、ファンの間には、「このままフェードアウトなのだろう……」といった諦めムードが支配し始めていたのである。
 そんな矢先の2019年3月、幕張メッセで開催された、モーニング娘。を含むハロー!プロジェクト全体の合同コンサート「Hello! Project ひなフェス 2019」への彼女のゲスト出演が発表され、ハロプロファンは大騒ぎとなる。
「事務所を辞めたことが発表された直後だったので、余計にインパクトは大きかった。鞘師が出演するとされた日のライブはハロプロ20周年のスペシャル公演の一環であり、辻希美と加護亜依によるユニット・W(ダブルユー)の再結成も発表され、チケットはプラチナペーパー化しました」(アイドル雑誌記者)
 同公演で約3年3カ月ぶりにステージに上がり、その健在ぶりをファンの目に焼き付けてみせた鞘師。引退したわけではなく、鞘師が次なるステップに向けて歩んでいることだけはファンにも感じられたが、しかしかといって新たな所属事務所やその後の活動についての発表はなし。引き続き、「で、鞘師は今後どうするんだ?」というかつてのファンの声は絶えなかった。そんな折も折に飛び込んできたのが、前述の「新生BABYMETALのステージに鞘師里保が“降臨”」というニュースだったのである。
 たとえば、元乃木坂46の西野七瀬がモーニング娘。に加入する、あるいはももいろクローバーZの単独ライブにゲスト出演する……といった事態は、まず考えられない。フェスなどの“お祭り”の場でならまだしも、以前の所属事務所を辞めているとはいえかつてメジャーアイドルグループの中心メンバーだった人物が、事務所も系列も違う別のメジャーアイドルグループのステージに立つというのは、一般的にはあり得ないことである。では、なぜその“あり得ないこと”が起こったのか。
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