小田和正の『early summer 2022』に並ぶ、名作・名番組に繋がり生まれたエバーグリーンな名曲たち(THE FIRST TIMES) – Yahoo!ニュース – Yahoo!ニュース


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掲載:THE FIRST TIMES
■“小田は小田”──自分をしっかり“持つこと”と、そのうえで、精一杯、他人のことを“想うこと” 【画像】『early summer 2022』ジャケット写真 小田和正の3年ぶりの全国ツアー『明治安田生命 Presents Kazumasa Oda Tour 2022「こんど、君と」』は、6月3日の福島からスタートし、11月の横浜を目指して走り始めている。ツアー中に75歳の誕生日を迎えることも話題に上がっているが、今も各会場に満員の観客が詰めかけるのは、この人のパフォーマンスが高水準で在り続けるからだ。ひとたび小田の歌を生で聴いた人々の魅了のされ方には並々ならぬものがあり、必ず再び、聴きたくなるのである。 本日(6月15日)、待望の新作『early summer 2022』がリリースされた。ジャケットには、鍵盤に向かう小田の姿がスケッチされている。タイトル自体は特別な意味を込めたものではない。まさに今、この時、これらの楽曲がアルバムとして世に放たれるという事実を、記憶に留めるための記号のようなものと解釈したい。 オープニングは、明治安田生命の企業CM曲「風を待って」である。明治安田生命とのタッグにより、小田の代表曲のひとつ「たしかなこと」(2005年リリース)も生まれたが、「風を待って」には、やはりコロナという時代背景を感じる。 この歌には、停滞してしまった社会が、再び健全に動き始めることへの願いが込められている。再び吹き始めた風──それが皆を笑顔にし、明日へ続いていく。ちなみに小田が歌う“風”には、“物事が継続していくイメージ”も込められている。誰でも口ずさめる優しいメロディで、実にポジティブな楽曲だ。 もともと昨年の元日に配信リリースされているが、当時は希望的に書かれたであろう歌詞が、まさに“early summer 2022”である今現在、より現実的な希望として受け止められることを喜びたい。 以下、アルバムにはドラマや映画の主題歌が続く。映画『坂道のアポロン』主題歌「坂道を上って」、ドラマ『遺留捜査』主題歌「小さな風景」、ドラマ『ブラックペアン』のために書かれたのは「この道を」。記憶に新しいところでは、先頃最終回を迎えた話題のドラマ『正直不動産』に提供された「so far so good」だ。 それぞれ脚本内容とも呼応しつつ書かれているが、とはいえ小田は、自分が歌いたくない歌詞を無責任にお題拝借的に書くことはしない。依頼してくれた先方のスタッフの想いに、強く触発されることはあったとしても。例えば「この道を」であるなら、“この道を 信じて”というシンプルかつ力強い言葉が繰り出される。無駄な言葉は一文字もない。小田は無意味なレトリックで歌詞を膨らませたりはしないのだ。 つまりタイアップだからこそ、小田は小田なのだということが際立つとも言える。“小田は小田”の中身を解説するなら、まずは自分をしっかり“持つこと”と、そのうえで、精一杯、他人のことを“想うこと”だ。 「so far so good」はドラマで流れ始めるや、人気を集めていた作品である。飛び切りポップな曲調であり、ライブでも実に映えそうだ(かつて小田のライブでミラーボールが回ったのは「ラブ・ストーリーは突然に」だったが、この曲でミラーボールが回ったとしても、さほど違和感ないだろう)。 テーマ的にもシンパシーを感じて書き下ろしたと思われるのが、経済ドキュメンタリー番組『ガイアの夜明け』エンディングテーマ「ナカマ」ではなかろうか。そもそも仲間が協力し、困難なプロジェクトに立ち向かう姿を映す番組であり、小田自身が普段行なっているコンサートツアーも、仲間あってのものであるのは同じである。 “ツアー”という話が出たが、今回のツアータイトルにもなっているのが、NHK『みんなのうた』へ提供された 「こんど、君と」である。「風を待って」同様、コロナという社会背景もあっての内容と言える。歌詞にも出てくるが、日常の“他愛のない” ことにこそ幸せが詰まっている。そのことを教えてくれる。歌に流れているのはワクワクするような気持ちだ。もし若いソングライターなら、喜びを隠しきれないだろう。しかし小田は、あくまでゆったりしたテンポを保ちつつ、少しずつ、心に明かりを灯していく。 『early summer 2022』の中で、異色と思えるのは「この日のこと」だ。年末の音楽特番『クリスマスの約束』のために書き下ろされた作品で、そもそもゲストのみんなと声を合わせることを想定した楽曲だった。それを今回、番組でのライブ音源を一部使いつつ、スタジオで新たに録ったものを合わせ、仕上げている。 最後は、前回のツアー『Kazumasa Oda Tour 2019 ENCORE!! ENCORE!!』のオープニングでも演奏された「会いに行く」。朝の情報番組『めざましテレビ』のために書かれたものではあるが、コンサートツアーそのものを描いた作品とも受け取れる。 この曲がアルバムのラストということは、もちろん、この後の我々の行動も決まってくる。そう。ステージで歌う小田に、会いに行こうではないか。 TEXT BY 小貫信昭 リリース情報 2022.06.15 ON SALE ALBUM『early summer 2022』
THE FIRST TIMES編集部
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