高橋優が地元・秋田で3年ぶりに主催フェス開催 2日間のオフィシャルレポート到着(ぴあ) – Yahoo!ニュース – Yahoo!ニュース


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高橋優(『秋田CARAVAN MUSIC FES 2022』9月17日(土) 秋田・大館能代空港周辺ふれあい緑地) Photo:新保勇樹
高橋優が主催する地元密着型フェス『秋田CARAVAN MUSIC FES 2022』が3年ぶりに開催された。 【全ての写真】高橋優、くるり、KREVAらが秋田に集結!『秋田CARAVAN MUSIC FES 2022』ライブ写真(全49枚) 秋田の夏の締めくくりにして秋を告げるイベントが帰ってきた。この時を待ちわびた人々の心にすっかり定着した秋田CARAVAN MUSIC FESも今年で5回目となる。このフェスの最大の特徴は、毎回会場が異なるということ。秋田県内にある13の市を巡って開催されることから秋田CARAVAN MUSIC FESと名づけられた。今回会場となったのは、北秋田市・大館能代空港周辺ふれあい緑地。自然豊かなロケーションが心地よい。 北秋田市の津谷永光市長の開会宣言に続いて『秋田CARAVAN MUSIC FES 2022』で最初に音を出すのは、高橋優。会場に来てくれた人たちに弾き語りで1曲届けるのが恒例となっている。高橋が選んだのは、「ありがとう」。ステージと観客エリアの心の距離がグッと近づいたのが感じられた。 「それでは3年ぶりに『秋田CARAVAN MUSIC FES 2022』はじまるよー!」 このフェスには秋田県の南北それぞれに位置する山脈の名称を冠した2つのステージがあり、白神STAGEのトップアクトとして登場したのは川崎鷹也。高橋優の「少年であれ」が、東京に出て音楽をやるべきかどうか迷っていた自分を奮い立たせてくれたとMCで語った川崎鷹也。「音楽業界に引きずり込んでくれた高橋優くんに最大の愛とリスペクトを込めて」と言って始めたのが大ヒットナンバー「魔法の絨毯」だった。「またね、ヒーロー」「愛の灯」など、彼の歌はどれだけ多くの人がいる会場でも“1対1”で確実に届く。それを証明したステージだった。 鳥海STAGEは音楽を武器に笑わせる芸人さんをはじめ、バラエティ豊かな出演者が特色のステージだ。YouTuberとしても活躍するミュージシャン、ずま(虹色侍)は、その場でもらったお題から即興でオリジナル曲を作って披露するというスタイルが特徴だ。シティポップ風「東北新幹線」、ボサノヴァ風「羽を休めるトンボ」など、最後は「ババヘラアイス」をバラードで披露し、会場を盛り上げた。 「ちっぽけな勇気」から始まったFUNKY MONKEY BΛBY'Sのライブはエネルギッシュに会場をひとつにしていった。歌とラップと語りと叫びで、心のうちに湧き上がったエモーションを一塊にして放っていく彼らの音楽は、フェスという場がよく似合う。「東北の空の下で歌えることをうれしく思っています。心の中の歌もしっかりと聴こえてるよ」とファンキー加藤が言って披露したのは、「あとひとつ」。ラストの「悲しみなんて笑いとばせ」ではタオルの花が咲き乱れ、高橋優と川崎鷹也がステージに乱入。フェスらしく、ファンモンらしく、ベストなセットリストで駆け抜けた。 真っ赤なドレスで鳥海STAGEに登場したのは青森県出身のりんごちゃん。「ff」(HOUND DOG)など昭和のフェス感満載の様相を呈していく中、新ネタの「SMILE~晴れ渡る空のように~」(桑田佳祐)に続いて「RYUSEI」(三代目J SOUL BROTHERS)に乗せてものまねメドレーを披露して果汁(汗)いっぱいのステージを締めた。 地元京都で『京都音楽博覧会』という音楽フェスティバルを主催しているくるりは『秋田CARAVAN MUSIC FES』初出演。アーティスト同士はもちろん、ローカルフェス同士の交流というものにも日本のフェス文化の成熟が窺える。現在のくるりを語る上で外せない曲「琥珀色の街、上海蟹の朝」から、初期のくるりを代表する曲「ばらの花」へのシームレスな繋がりにバンドの歩みの確かさとフェスなどで幾多のバンドと渡り合ってきた圧倒的な実力を感じた。 「奥羽本線がずっと止まっているので(鷹ノ巣~大館間18.0kmで、この会場の近くを通っている)、早く復旧すればいいなと車から見ながら思っていました」という岸田のMCからの『ハイウェイ』はしびれた。西日の照る中での「太陽のブルース」、北秋田市に響く「東京」、そうした奇跡としか思えないような瞬間を通過しての「ロックンロール」。素晴らしい音楽を目の前で当たり前に楽しめる日々が少しずつ戻りつつあることを実感できた。 どぶろっくの挨拶代わりの1曲は「魅惑のパンティライン」だ。「1回目に出演させていただいて、その後にキングオブコントで優勝しました。このフェスのおかげです」ということで代表曲の「もしかしてだけど」で恩返し。ムッツリ&ガッツリでスケベを丸出しにしたステージは、なぜか清々しさすらあった。 ヘッドライナーを務めるのはもちろん高橋優。ピアノソロから一転激しいバンドサウンドで一気に沸点に到達する「STARTING OVER」から始まった。3年ぶりのこのフェスに、そしていろいろとありすぎてへばり気味の世の中に対してもぴったりな曲だ。またここから始めればいいのだと。 「いろいろ言いたいことはあったけど、曲で伝えたいと思います。この景色を想像しながら書いた曲です」というMCから今年2月にリリースしたシングル「HIGH FIVE」へ。イントロの印象的なシンガロングにマスクをしたオーディエンスのクラップが合わさる光景が胸を打つ。 「風が吹くとこれはどこからきた風なんだろうと考えて、勝手にいろんな人の顔を浮かべる」と言ってパフォーマンスしたのは「勿忘草」。これが初披露となる新曲だ。例えば遠く離れたところから誰かを想う瞬間や、ふと何かのきっかけで思い出した誰かのことなど、日々生きている中で芽生える大切な人への気持ちをつながりとして描いている。まさに1年に1回開催される『秋田CARAVAN MUSIC FES』への想いも滲む。 「BE RIGHT」「太陽と花」で盛り上げた後、続いて披露したのは「虹」。このフェスのアンセムのひとつと言ってもいい曲だ。ラストは「明日はきっといい日になる」「Piece」で未来への道筋をオーディエンスと確かめった。 「高橋優のステージとしてはここで終わりなんですけど、3年ぶりの開催ということで『秋田CARAVAN MUSIC FES』のテーマソングを書かせていただいたんです。ここにいる皆さんと一緒に踊って最高のフィナーレを迎えませんか!」 音頭、ケルト、フォルクローレなどの要素をごった煮したお祭りソング「秋田の行事」で会場は遅れてきた盆踊り状態に突入。3年ぶりの『秋田CARAVAN MUSIC FES』初日、熱狂のまま幕を閉じた。
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