OnlyOneOf、“セクシー”を試行錯誤した日本デビュー作への意気込み メンバーで過ごしたオフについても明かす – リアルサウンド

 海外からの渡航制限が緩和され、GWを機に徐々にK-POPアーティストの来日が活性化。そんな中、OnlyOneOfが初来日。5月18日に日本デビューした彼らにインタビューを行なった。
 OnlyOneOfは、IZ*ONE出身のカン・ヘウォンが所属する8Dエンターテインメントから2019年5月28日にデビューした6人組ボーイズグループ。都会的でおしゃれでありながら筋肉質でワイルド、そして知性を兼ね備えた大人のセクシー……“ウーバーセクシャル” (ubersexual)をキーワードにしているのが特徴のK-POP第4世代アーティストだ。日本デビュー曲「suit dance(Japanese ver.)」では、スーツを着こなして大人の愛を歌う6人に意気込みなどを聞いた。(坂本ゆかり)【記事最後にプレゼント情報あり】
――自己紹介代わりに、皆さんがどのような音楽に影響を受けてきて、どのようなアーティストになりたいと思っているのかを教えてください。
KB(キュビン):僕は、K-POPよりも海外の音楽の影響を大きく受けています。今、すごく好きなのは、エド・シーランです。アイドルになろうと思ったのは、音楽を作ってそれをステージの上で表現したいと思ったから。目指しているのは、昨日の自分よりも成長した自分です。過去の自分を常に恥ずかしいと思いたくて。それって、今の自分が成長しているということだと思うから。
Mill(ミル):僕の憧れのアーティストは、BTS先輩です。BTS先輩のように大きなステージでパフォーマンスを披露するのが夢です。僕はまだまだ夢を追っている途中なので、これからも多くの方の前で自分の力をアピールしたいと思っています。
Rie(リエ):僕は子どものころに、テレビで東方神起先輩のステージを見てアイドルを志しました。まだ僕は白い紙のような状態。これから新しい色にどんどん染まっていきたいです。そして皆さんに、「これからどうなっていくんだろう?」と期待してもらえるアーティストになりたいです。
JunJi(ジュンジ):僕は、The Weekndが大好きです。声と、ステージングがすごくカッコいいですよね。将来はビルボードで1位になって、全てのアーティストに尊敬される、最高に位置するアーティストになりたいです。
Nine(ナイン):僕の好きなアーティストは、OnlyOneOfです! 学ぶところが多いし、特にメンバー間のケミストリーが素晴らしいですよね(笑)。もっともっと知名度を高めて、活動する度に注目していただけるアーティストになりたい。期待されるグループを目指していきたいと思っています。 
YooJung(ユジョン):僕は練習生時代にカバーしたSHINeeのテミン先輩に影響を受けました。テミン先輩の曲をカバーすることで、自分のセクシーな部分が分かったというか……はい、僕はちょっとセクシーです(笑)。皆さんに優しいエネルギーと良い影響を与えられる、そして老若男女に支持されるアーティストになりたいです。
――日本デビューを機に、OnlyOneOfを知る方も多いと思います。OnlyOneOfは、どのようなグループといえますか?
キュビン:OnlyOneOfのグループ名には、「誰かのただ1つ」という意味が込められています。メンバーの中に必ず推しが見つかるというのはもちろん、どんなに多くのファンがいても、僕たちはその人だけのオンリーワンになれるように努力しています。独自のカラー、そして新しいジャンルを開拓していくグループです。
――TikTokのフォロワーが200万人超えの人気ぶりです。その要因は何だと思いますか?
ナイン:自分を犠牲にしておもしろいコンテンツを作っている、ユジョンさんのおかげですよ。感謝しないと(笑)。
ユジョン:やればやるほどみんなが喜んでくれたので、もっとおもしろくしようと思ってチャレンジしています。おもしろい人を見ると、「もっとおもしろくしたい!」と思っちゃうんですよ。だから撮った後に、メンバーに「どっちがおもしろい?」って確認までしています(笑)。
――ということは、OnlyOneOfの中でユジョンさんがギャグセンスが一番高い?
ユジョン:それが、そういうわけではないんですよ。それぞれユーモアのセンスが違っていて。ナインさんとキュビンさんは言葉のセンスがある。ジュンジさんは変顔が上手くて、ミルさんは言葉と行動の両方がいい。リエさんは……正直言っておもしろくない(笑)。
一同:(爆笑)。
リエ:今後、頑張ります(笑)。
――では、日本デビューに関していろいろお聞きしていきたいと思います。日本デビュー曲「suit dance(Japanese ver.)」はどんな曲なのでしょうか。
リエ:サウンドは、モダンでレトロ。スーツを着てハンカチを持って踊るパフォーマンスが特徴の、大人の愛を表現したミディアムテンポの楽曲です。ジュンジさんとナインさんが制作に参加しました。
ジュンジ:曲はメロディから先に、セクシーをイメージしながら作りました。
ナイン:歌詞は、まず「スーツダンス」というテーマが先にあったんです。それをどうやって表現していくのかを考えながら書きました。スーツを着た人がダンスをするイメージで歌詞を書き始めたら、なんだかイメージが湧いてこなくて……。それで、人ではなく、スーツそのものがダンスをしているというイメージに切り替えてみたらスラスラ書けて。韓国には「服は翼だ(服装がよければその人自身もよく見える)」ということわざがあるのですが、それを意識しました。
――日本のことわざだと、「馬子にも衣装」に近いですね。この「suit dance」は、スーツの内ポケットからハンカチーフを出して踊る振り付けが素敵ですよね。
ミル:歌詞にイマジネーションしやすい要素がたくさんあったので、振り付けの作業はしやすかったです。
ナイン:振りを作る時はメンバーそれぞれが意見を出したのですが、それが結構反映されています。
ジュンジ:動作が一つ変わると印象がかなり違って見えるので、振り付けの先生と繊細なところまで試しながら完成させていきました。
ユジョン:ハンカチーフは衣装に合わせて色を変えているので、皆さんには「このスーツにはどんな色のハンカチーフなんだろう?」と楽しみにしながら見てほしいですね。でも実はこれ、ポケットの奥まで入れてしまうと出せなくなっちゃうし、入れ方が難しいんです。毎回、「うまくつかめるのかな?」って心配なんですよ。
ナイン:そう、加減が難しい。
キュビン:実は僕、緊張しすぎて日本のイベントでハンカチを出せなかったことがありました。恥ずかしかった……(笑)。でもプロなので、何事もない表情でやり遂げましたけど!
ジュンジ:僕も何度も失敗した!
ナイン:僕も。手に汗をかいているとスベって取り出せないことがあるんです。でも表情に出さずに乗り切って(笑)。
ユジョン:そういった失敗はよくありますよ。「libidO」ではヒモを使う振りがあるのですが、テレビの収録でヒモを落としてしまって、ヒモなしで踊ったものが放送されたこともありました(笑)。
ナイン:これはもう、慣れるとかではなく、図々しくなるしかないですね(笑)。
――「suit dance」は韓国の最新アルバム『Instinct Part.2』のサブタイトル曲ですよね。タイトル曲の「skinz」が日本デビュー曲になるという選択肢もあったのでは?
キュビン:そうですね。これは僕の個人的な考えなのですが、「skinz」は破格的な要素と露出が特徴的な曲なので、初めての方には刺激が強すぎるんじゃないかと(笑)。徐々に見せていった方がいいんじゃないかという考えが事務所にあったのでは、と思っています。
ナイン:それに「skinz」は、韓国での活動期間(プロモーション期間)が長かったので、ご覧になった方も多いと思うんです。後続曲の「suit dance」は活動期間が短かったので、もっと見てほしいという思いもありました。 
――日本のファンの皆さんは、スーツ姿が好きだと思いますよ!
一同:よかった(笑)!

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