JUMP伊野尾慧、ファン通話企画が波紋!「城島茂と会話」の悪夢再び?|日刊サイゾー – 日刊サイゾー

 Hey! Say! JUMP・伊野尾慧がパーソナリティーを務めるラジオ番組『らじらー! サタデー』(NHKラジオ第1)が8月20日に放送され、リスナーとの通話企画が物議を醸しているようだ。
 この日の放送では、伊野尾が散歩にハマっていることから、リスナー独自の“散歩スタイル”を募集。番組に寄せられたメールを、伊野尾が次々と読み上げた。
 さらに、伊野尾がたびたび「お電話つながってるようですね」と切り出し、複数の女性リスナーと電話をつなぐ場面も。その中には、Hey! Say! JUMPのコンサートに「かわいい姿で行きたい」との理由から、ダイエットのために散歩していると語るなど、ファンであることをアピールするリスナーも含まれていた。
 番組の公式サイトには、「ラジオを聞きながらメールやツイッター、電話など、いろんな形で番組に参加してもらい“ラジオを楽しむ人”を増やしたい!という番組」「リスナーのみなさんと一緒に作っていきたい」と趣旨が書かれており、同番組はまさしくその通りのアットホームな雰囲気だ。
 しかし、今回は通話したリスナーの中に、ネット界隈で有名な伊野尾ファンがいたこともあって、ネット上では「メールはいいけど、ファンとの電話を聞かされるのは衝撃がでかすぎて、心がもたない」「伊野尾くんにこういう企画はやってほしくなかった」「伊野尾とジャニオタが話す企画、誰が望んでるの?」と困惑するファンが続出。さらに、伊野尾に年下のファンが“タメ口”をきく場面があったことから、個人をバッシングする動きもあるようだ。
 この騒動から、1月にTOKIOのファンクラブ会員向けに音声コミュニケーションサービス「Johnny’s Family Voice」の案内が送られた際の騒ぎが思い出される。
 当時のファンクラブの文面によると、同サービスは「アーティストとファンの皆さまの声をオンラインでつなぐ」ものだといい、「トーク中に挙手している方をアーティストが指名することで直接会話ができるチャンス」もあるとか。この時は“テスト運用”として、TOKIOの城島茂がアカウントを開設したことが発表され、この情報はネット上で拡散された。
 すると、「Johnny’s Family Voice」というサービス名から、TOKIO以外のグループも採用する可能性があるとして、多くのジャニーズファンが反応する大騒動に発展。「自担がほかのファンとしゃべってるところなんて、絶対に聞きたくない」「ファンの気持ちをまったく理解していない」「地獄のようなサービス」と批判が続出した。そのせいか、その後、「Johnny’s Family Voice」の正式リリースのアナウンスはない。
 なお、似たようなファンサービスは、K-POPアイドル界隈で比較的多くみられるが、ジャニーズという独特な日本文化においては、なかなか適用は難しいのかもしれない。
 「ラジオ版 Johnny’s Family Voice」とも形容されている伊野尾の通話企画。これ以上、ファンの心情を逆なでしないよう、ジャニーズはアイドルとファンの距離感に慎重になるべきかもしれない。
鈴木紬(すずき・つむぎ)
元アイドル誌編集者。宮迫博之の焼肉屋「牛宮城」を誰かにおごってもらう日を夢見る芸能系ライター。芸能人のYouTubeやSNSのパトロールが日課。
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