yuhei miura インタビュー |「全く想定していないものを誕生させて … – THE MAGAZINE

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2019.7.25
ヒップホップからフューチャーベースまで、ジャンルやシーンを問わず、リマーカブルなプロデューサー/ビートメイカーをフィーチャーするTHE MAGAZINE series IYOW (In your own way/words)
今回は、バンド/ドラムをバックグラウンドに持つビートメイカーで、昨年末リリースしたShohey(上村翔平) from THREE1989 との作品「Too Close」で新たな次世代ソウルミュージックを提示し、シーンでも注目の集まっている yuhei miura にフォーカス。
About – yuhei miura
群馬在住のビートメイカー。
Knxwledge等を擁するLAビートシーンや近年のLo-fi hiphopをベースとしながら、日本人特有のエモーショナルなビートが特徴。
最近ではTHREE1989のボーカル上村翔平、沖縄のラッパーMavel, Disry, Leonald、愛知のJIVA Nel MONDO等、精力的に活動するアーティストと楽曲を制作。
また女性シンガー西恵利香へベースミュージックや現代トラップサウンドを踏襲した楽曲を提供 (作詞作曲編曲で参加)。
2019年はLo-fi hiphopをテーマにしたBeat tapeや客演を交えた作品を多数発表。
今夏頃には盟友・上村翔平共作のEPを発表予定。
 

 
「Love Song」MAVEL
 
——最新作品
「Don’t worry」 Disry feat Leonald
 
——キャリアのスタート/きっかけ
中学生までは完全なるリスナーでした。
高校受験の時に漫画のBECKに出会い、バンドを始めてツアー回って、解散して。それで宇都宮大学に進学、ブルースロック同好会に入学してヒップホップをかじったバンド (in FAM step) をやっていました。
リリースしたり、ツアーしたり、楽しかったですが、大人と上手くいかず活動休止。
元々バンドではトラックメイカー的立ち位置だったので、似たようでちょっと違うビートメイカーを始めました。
 
『From Route 123 with Love』in FAM step

 
——ターニングポイント
バンドでのメジャー流通、アルバム制作で、音楽業界の実情とかリスナーの耳の良さを再確認したことで、音で嘘は絶対つかない方が届きやすいと知ったのは大きかったです。
in FAM stepとして自主で出した1stは今でも好きで、実はそのアルバムの延長線上に今の自分のビートのスタイルがあると思ってます。
 
——以前の制作環境
実家で制作していたので、ほぼヘッドホンでした。トラック制作を始めたての10代後半はエレクトロやテクノが好きで、四つ打ち系のトラックを作るための機材を使っていました。ELECTRIBE MXとかmicroKORG、あとはCubaseでした。
 
——現在の制作環境
実家にある使っていない離れを超適当にDIYで改造してスタジオにしています。
今はビートと言われるようなヒップホップ的なアプローチのビートが多いので、Ableton Liveが中心です。
 
——メインの機材
Ableton Live、Pro Tools、Push2、SP-404、microGranny 2、MOOG MINITAUR、etc…
 
——モニター環境
ヘッドホンはなしで、イヤフォンはiPhone純正のやつ。
スピーカーはGENELEC 8330Aです。
 
——使用音源/プラグイン
音源と呼ばれるものはMINITAURとCASIOのSK-1、ソフトはAbletonに付属のソフトシンセとSimpler、Drum Rackしか使わないです。
Abletonのサンプラーは本当に使いやすいです。それだけで大丈夫。
 
——ビートメイクのプロセス
とにかくネタ探し。その後にリズムを組んで、チョップして叩く。ベース弾いて、って感じです。
 
——ビートメイクポリシー
全く想定していないものを誕生させる事で、また次のステップにいけると思っています。予定調和的な制作はしていません。
 
——最も影響を受けたプロデューサー/ビートメイカー
mabanuaさんです。
ドラマーであり、ビートメイカーであり、作曲者。そしてシンガー。そして今では群馬県民。憧れを超えた自分の礎となっています。
 
——影響を受けた楽曲
「trap」 mabanua

どこから出てきたのか分からない音にまみれたトラック、そして美メロのフック。理想形です。
 
「yewdidnt[didnthveto]」 Knxwledge

2-4でスネアを入れるという固定概念を破壊してくれた一曲。それでいてエモーショナル、同ビートテープ内で唯一の3分越えのビートで、二曲で一曲のような感じになっており、未だに読めないタイトルとそれが意味する伝えたい事を未だに模索中。
 
「i Believe (Prod by. Sweet William)」 HANG × 唾奇
ビートメイカー Sweet Williamの中で私的ベストビート。リズムの中に効かせた男性の息遣いのようなサンプルがビートの全てと言ってもいいほど空気感を作っている。最高。
 
「love ft. Syd」 DEAN
シンプルなビートの上に多種多様な要素を取り入れたようなボーカル。そしてSydに一切負けていない後半のDEANのバース。上ネタをフィルターとLFOで加工しているだけなのにリズムとボーカルだけでここまで持っていくのはセンスしかないです。
 
「The Choice Is Yours」 RHYMESTER
とにかくビートが最高。超王道、そして幾度とサンプリングされてきた名曲を、過去最高に再構築されていると思っています。
 
「SLOW DOWN」 向井太一
頭から離れない冒頭から連続で鳴らされるストリングスのサウンド。CELSIOR COUPEという半端ない才能を知るきっかけになりました。まだ先へ行こう。この曲とならきっとどこまでも。
 
「Archangel」 Burial

2step的なリズムここまでホラーな上ネタを乗せているのに世界観は壮大かつ繊細。ゲームなどからサンプリングした音色から制作されていると知った時、PS2を引っ張り出してきたのは良い思い出。
 
「High Times」 THREE1989
みんな同い年のバンド。最高にキャッチーでJリーグの試合後のスタジアムで流れる同曲を即シャザム。後日、無名時代の本人達とばったり知り合い、今も仲良くさせてもらってます。
 
——My favorite works / 自分の作品からのお気に入り
「Too Close (feat. Shohey from THREE1989)」

初めての公式リリース。同い年の彼との一曲。ここから色々始まりました。
 
With – JIVA nel MONDO × yuhei miura

公式のリリースはされていませんが、本当にお気に入りの一曲。素晴らしいラップが乗る事で、お気に入りだったビートがもっとお気に入りになりました。
 
——Message
今年の夏に上村翔平とのユニットでEPをリリースします。
のちに確実に名盤と言われる作品になっていますので、絶対に聴いてください。
 
Poolside – yuhei miura × Shohey from THREE1989

 
本日は@shoheiuemura 翔平くんとorigami PRODUCTIONSのbig turtle STUDIOにEP制作の打ち合わせでした。
予想を超えた作品が完成しそうです。@blacksheep2000 yasuさん、お忙しい中、時間を割いていただきありがとうございました!
必ずヤバイのをdropします。
楽しみにお待ちください。 pic.twitter.com/dCrVRQK1l7
— yuhei miura (@yuheisan) 2019年6月28日

 
yuhei miura
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この記事の執筆者
THE MAGAZINE
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