セカオワ、YOAKE、有華…新しい動きに注目した、5月の10代トレンドランキング(THE FIRST TIMES) – Yahoo!ニュース – Yahoo!ニュース

POP


IDでもっと便利に新規取得
ログイン
現在JavaScriptが無効になっています
Yahoo!ニュースのすべての機能を利用するためには、JavaScriptの設定を有効にしてください。
JavaScriptの設定を変更する方法はこちら
配信
掲載:THE FIRST TIMES
相変わらず1位を快走するTani Yuuki「W/X/Y」、先月の記事でも紹介したOfficial髭男dism「ミックスナッツ」と星野源「喜劇」のアニメ『SPY×FAMILY』テーマ曲コンビ、いまだ勢いの衰えないSaucy Dog「シンデレラボーイ」とマカロニえんぴつ「なんでもないよ、」など、ストリーミングサービスに特有のロングヒット傾向が見えてきている5月のLINE MUSIC 10代トレンドランキング。“長く聴かれる曲として残っていくか”のラインを越えるための戦いが日々繰り広げられているなか、今回チャートにおける新しい動きを中心に紹介していきたいと思います。 【動画】1位になったTani Yuuki – W/X/Y / THE FIRST TAKE ■時代を泳ぐセカオワ 3位にランクインしたのがSEKAI NO OWARI「Habit」。今ではメインストリームど真ん中の存在となっている彼らですが、このバンドが実は隠し持っている攻撃的な側面を久々に全開にしたかのような楽曲が大きな支持を集めています。 アッパーなサウンドに乗せて歌われる世間のカテゴライズに対して異を唱える歌詞は、最近で言えば欅坂46「サイレントマジョリティー」などこれまでも様々な楽曲で取り上げられてきたテーマではありますが、それだけ普遍性の高い切り口だということでしょう。“隠キャ陽キャ”といった言葉のチョイスも絶妙です。 そして、やはりこのチャートアクションを読み解くうえで欠かせないのがMVで展開されるダンスパフォーマンス。「カテゴライズに対して異を唱える」、つまりは個々の特性に目を向けるべきということを歌いながら、MVでは皆が揃って同じダンスをするというアンビバレントな作りにこそ、この曲の面白さ(そしてこのバンドが持つ皮肉な視点)があるわけですが、その構造を反復するかのようにTikTokにはこのダンスを模した動画が多数投稿されています。個性を表現しようとする場で皆が同じフォーマットを求める…という状況を実際に現出させた「Habit」は、セカオワ流の現代アートとして機能しています。 「Habit」の振り付けを手がけたのは、徐々に話題になりつつあるダンスチームのパワーパフボーイズ。昨年には、世界の終わり名義で2010年にリリースした「虹色の戦争」がローカルカンピオーネの振り付けによりTikTokでバズを起こすなど、最近のセカオワは今の時代のメディア環境を巧みに利用しているような印象を受けます。 ベテランの域に入りつつあるバンドが表現の本質を維持しながらも世の中の変化に対応しているのは非常に頼もしいです。 ■今月もシンプル×ストレート シンプルなサウンドと恋愛感情に関するストレートな歌詞が印象的なタイプの楽曲は、このチャートで当たるフォーマットとして完全に定着した感があります。5月もその流れに属する存在が現れました。 前述したローカルカンピオーネの振り付けも投稿されているのが、20位にランクインしたYOAKE「ねぇ」。 現時点では素性不明のアーティストですが、歌詞の世界観やサウンドの雰囲気的には先月の記事で取り上げたシンガーソングライターたちの楽曲ともリンクするもの。少しソウルミュージック風味も感じさせる鍵盤主体のアレンジが心地よいです。 K-POPを思わせるミディアムなトラックをバックにパートナーへの思いを歌ったのが、7位にランクインした有華「Partner」。 “こんな私だけどよろしくね darlin’”という歌詞はどこか西野カナを思い起こさせますが、余計な比喩などを挟まないこういった表現こそ、伝達スピードが重視される今の時代に改めて求められているのかなと感じます。日常のワンシーンを切り取ったようなMVも非常にイマドキです。 いつの時代もラブソングはJ-POPの中心ではありますが、ここまでダイレクトな表現が支持されているのはもしかしたら今までにない流れなのかもしれません。引き続き注視していきたいと思います。 以上、5月のLINE MUSIC『10代トレンドランキング』についてお届けしました。来月もどんな動きがあるか楽しみです! TEXT BY レジー(音楽ブロガー/ライター) 【2022年5月 LINE MUSIC 10代トレンドランキング】 01.「W / X / Y」Tani Yuuki 02.「愛とか恋とか」Novelbright 03.「Habit」SEKAI NO OWARI 04.「ミックスナッツ」Official髭男dism 05.「Crayon」ZOT on the WAVE & Fuji Taito 06.「バニラ」きゃない 07.「Partner」有華 08.「愛言葉」Tani Yuuki 09.「喜劇」星野 源 10.「クロノスタシス」BUMP OF CHICKEN 11.「シンデレラボーイ」Saucy Dog 12.「M八七」米津玄師 13.「FEARLESS」LE SSERAFIM 14.「melt bitter」さとうもか 15.「それを愛と呼ぶなら」Uru 16.「ベテルギウス」優里 17.「なんでもないよ、」マカロニえんぴつ 18.「魔法にかけられて」Saucy Dog 19.「Cinema (feat. Memento Mori & 武蔵)」O.A.KLAY 20.「ねぇ」YOAKE 21.「life was a beach」Lena 22.「いつか」Saucy Dog 23.「スパークル」幾田りら 24.「LOVE DIVE」Ive 25.「PAKU」asmi 26.「レオ」優里 27.「紫陽花」きゃない 28.「結」Saucy Dog 29.「センチメンタル・キス (Acoustic ver.)」汐れいら 30.「Love’s Like A Western Song」Louis Vision, BBY NABE & 三浦ひな子 31.「キャラクター」緑黄色社会 32.「Tie Me Down」Gryffin, Elley Duhe 33.「ダンスホール」Mrs. GREEN APPLE 34.「Darl+ing」SEVENTEEN 35.「恋泥棒。」『ユイカ』 36.「Bye-Good-Bye」BE:FIRST 37.「ドライフラワー」優里 38.「DARARI」TREASURE 39.「ただ声一つ」ロクデナシ 40.「水平線」back number 41.「初恋が泣いている」あいみょん 42.「残響散歌」Aimer 43.「怪獣の花唄」Vaundy 44.「YOKAZE」変態紳士クラブ 45.「ハレンチ」ちゃんみな 46.「友よ ~ この先もずっと・・・」ケツメイシ 47.「僕らまた」SG 48.「恋風邪にのせて」Vaundy 49.「カメレオン」King Gnu 50.「Love Yourself」Justin Bieber 51.「There’s Nothing Holdin’ Me Back」Shawn Mendes 52.「シャッター」優里 53.「のびしろ」Creepy Nuts 54.「ALL GODS BLESS ME」RYKEYDADDYDIRTY 55.「だいしきゅーだいしゅき」femme fatale 56.「未来図」マルシィ 57.「あぁ、もう。」Saucy Dog 58.「美人」ちゃんみな 59.「常緑」大橋ちっぽけ 60.「Good Boy Gone Bad」TOMORROW X TOGETHER 61.「WA DA DA」Kep1er 62.「今更だって僕は言うかな」Saucy Dog 63.「Stand by me, Stand by you.」平井 大 64.「うぉ」優里 65.「恋だろ」wacci 66.「Permission to Dance」BTS 67.「なぁ」YOAKE 68.「ハルカ」YOASOBI 69.「World’s Smallest Violin」AJR 70.「踊り子」Vaundy 71.「きらり」藤井 風 72.「逆夢」King Gnu 73.「Walkin’ In My Lane」milet 74.「ラナ」めいちゃん 75.「春を告げる」yama 76.「Butter」BTS 77.「CITRUS」Da-iCE 78.「STAY」The Kid LAROI & Justin Bieber 79.「青と夏」Mrs. GREEN APPLE 80.「ZOOM」JESSI 81.「Cry Baby」Official髭男dism 82.「恋人ごっこ」マカロニえんぴつ 83.「Betrayal Game」BE:FIRST 84.「夜撫でるメノウ」Ayase 85.「韻波句徒」CHEHON 86.「Wherever you are」ONE OK ROCK 87.「Y (Please Tell Me Why)」Freestyle 88.「花火」ちゃんみな 89.「HOT」SEVENTEEN 90.「Never Grow Up」ちゃんみな 91.「愛を伝えたいだとか」あいみょん 92.「チェリー」スピッツ 93.「タイミング ~Timing~」Klang Ruler 94.「ブルーベリー・ナイツ」マカロニえんぴつ 95.「コインランドリー」きゃない 96.「最愛の果て」My Hair is Bad 97.「With Us」JO1 98.「うるうびと」RADWIMPS 99.「Rollah Coaster」LIL LEAGUE 100.「点描の唄 (feat. 井上苑子)」Mrs. GREEN APPLE
THE FIRST TIMES編集部
井上戦のリングガール 雪平莉左が大反響に驚き「なんと4万人以上も」フォロワー急増
人気YouTuberグループが解散 登録者数減少、活動継続への目標値届かず
オール巨人 M-1審査員引退の理由明かす「分からない漫才が出てきた」 後任案に千原ジュニアを挙げる
小林麻耶「誰が裏切ったんだろう」 「一生忘れられない」麻央さん闘病スクープの日に思い
バッドボーイズ佐田、かわいすぎる軽自動車「シャンテ」出会って3秒即購入 「ここで出会えるなんて運命だろ」「一生モノ!」
明日47歳に!かつて一世風靡した韓国女優チェ・ジウの現在の姿に仰天!
【新作韓ドラ】またしても歴史に残るロマンス時代劇が誕生!? 話題性も抜群の3作品が見逃せない!
岡田准一、宮崎あおいの元夫・高岡蒼佑とガーシーの“暴露系タッグ”現実味に恐々
菅田将暉も広瀬アリスも…激増する休養発表で問われる「芸能界の働き方改革」の必要性
『シン・ウルトラマン』にぬぐいきれない「他人事」感が生まれたワケ
Copyright © 2022 THE FIRST TIMES 無断転載を禁じます。

source

最新情報をチェックしよう!
広告
>すべての音楽情報をあなたに・・・

すべての音楽情報をあなたに・・・

インターネットで情報を探すとき、あなたはどうやって探しますか?いつも見ているページで情報を得る?検索エンジンで好きなアーティスト名を検索してでてきたものを見る?本当にそれであなたの欲しい情報は手に入れられていますか?

CTR IMG