洋楽ファン必見! 10日に爆音上映 in島根県民会館 <さんいん洋楽愛好会> – 山陰中央新報社

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 全国各地で映画ファン、音楽ファンを熱狂させている上映イベントがある。通常の映画上映機材に音楽ライブ用のスピーカーを増設したセッティングで映画を楽しむ「爆音上映(爆音映画祭)」だ。腹の底に響き渡るサウンドを楽しみながら、大音響でなければ聴こえてこないかすかな音も逃さず聴くという大胆にして繊細な上映は、言うまでもなく音楽映画と相性抜群。松江市殿町の島根県民会館で10日に「爆音上映in島根県民会館」を開催し、近年公開され話題を集めたミュージック・フィルム2作品を上映する。
 関連記事:スピーカー倍増 迫力の音響 松江で「爆音上映」会 9月10日
『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス』
 「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」は20世紀末、世界中にキューバ音楽ブームをもたらした歴史的名盤だ。ビム・ベンダース監督による同名ドキュメンタリー映画は、公開当時、島根県民会館の上映会・名画劇場でも取り上げ、多くの人に愛された。松江の名物喫茶店の壁には今でもポスターが飾ってある。前作から18年を経て製作された本作では、グループのステージ活動に終止符を打つ”アディオス世界ツアー”の模様に加えて、メンバーの音楽的ルーツやキューバ音楽の歴史と魅力が語られる。国、音楽、ミュージシャンの歴史が重なり合い、一大叙事詩のような物語性を放っている。先に旅立った仲間たちとの消えない絆を胸に世界ツアーに臨む現役メンバーたち。軽快なリズムの中に潜む哀愁、人間味にあふれた老ミュージシャンの言葉や歌声が胸に染みる一作。
『アメリカン・ユートピア』
 元「トーキング・ヘッズ」フロントマンでグラミー賞受賞アーティストのデビッド・バーンによるブロードウェイ・ショーを完全映画化。米国ではロックダウンによる映画館休業と重なりウェブ配信公開となった作品が、日本では2021年春に劇場公開され、まさかの大ヒットを遂げた話題作。完全にコードレス化された舞台上では、バーンと11人のダンサー・バンドメンバー全員が縦横無尽に行き交い、歌い踊り語る、驚異のパフォーマンスを披露。かつてのヒット曲も演奏され往年のファンにはたまらないが、ピーター・バラカン監修の歌詞字幕もあって、バーンやその楽曲を一切知らずとも楽しむことができる、未来に向けて放たれた最高のエンターテインメント・ショーだ。
 (県民会館スタッフU)
 ※上映時間、入場料金などのイベント詳細は島根県民会館ホームページ。
 https://www.cul-shimane.jp/hall/event/?fid=8830
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