仙台市中心部でさまざまなバンドが演奏する「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」が3年ぶりに開催されました。
10日から始まった「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」は、仙台市中心部の勾当台公園など7か所のステージで、ジャズやロック、ポップスなどさまざまなジャンルのバンド86組が演奏する予定です。
新型コロナウイルスの影響でおととしと去年は中止され、ことしは3年ぶりに開催されました。
開催規模は、感染拡大を防ぐため例年より縮小され、バンドの数は3年前に比べて1割あまりにとどまり、名前の由来となっている定禅寺通での演奏も行われません。
それでも、街に響く音楽を3年ぶりに肌で感じようと会場には大勢の人が訪れて、爽やかな青空の下、演奏に聞き入っていました。
3年前まで仙台市で働いていたという埼玉県の60代の男性は「3年ぶりの開催と聞き『これは行かなければ』と思いました。聞きたい演奏は予定表に丸をつけて会場を回ります」と話していました。
また、栃木県から来た70代の女性は「これまでにも何度か来たことがありましたが、久しぶりに演奏を生で聞き、みんなの応援を感じることができてうれしいです」と話していました。
「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」は、11日も開かれます。