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“ADAM at「OUTLAST Release Tour 2022-2023」”
10月18日(火)恵比寿 LIQUIDROOM
OPEN 18:00 / START 19:00
ゲスト:FRONTIER BACKYARD
ピアノ・インスト・シーンで活躍するADAM atだが、洒落たムードや繊細さだけではなく、むしろ熱が滾っているのが本作の特徴だろう。オープニングに据えた表題曲を再生した瞬間に、そのラテン風味全開のピアノ、ギター、ベースのリフが容赦なく脳内を支配する。かと思えば静謐でドラマチックなピアノのメロディがその喧騒を一掃するなど、彼ならではの音像で新鮮に聴く者を惹きつけていく。さらに、UKからADAM atが敬愛するGrant Nicholas(FEEDER)や、旧友 FRONTIER BACKYARDが参加した楽曲もあり、作品に新たな彩りを加えている。活動10周年を迎え、確固たる自信を携え、より自由に自身のルーツと今やりたいことを融合、具現化した意欲作だ。(稲垣 遥)
コロナ禍で生み出された各曲には、ジャンルに拘泥しないどころか彼のパーソナリティ、”今できる最大限に愉快なこと”が詰まっている。伊地知 潔(ASIAN KUNG-FU GENERATION/PHONO TONES/Dr)を迎えた「Spring Field」に感じる風の匂い、働いていたピアノ修理工場の名前を付けた「ARIA」に溢れるピアノへの想い、従姉妹の旦那様でもあるシルク・ドゥ・ソレイユのヴァイオリニスト、Paul Lazarらと作ったお伽話調の「猫と竜」。異彩を放つBenji Webbe(SKINDRED)のシャウトをフィーチャーしたラウド・ジャズ/メタルな「ケイヒデオトセ」は、イギリスとのデータのやりとりで誕生した。インストだからこそ接続できる普遍性と実験性が同居した作品。(石角 友香)
インストやジャズという形容詞をいったん無視して聴いてみると、演奏のダイナミズムやシャレの効いたタイトル、そこから連鎖的に広がるイメージに思わず楽しくなってしまうのが本作の強みだろう。ラウド/ヘヴィ・ロック・バンド顔負けの重く速いタイトル曲「サイコブレイク」、ベース・ラインとギター・カッティングにウルフルズの名曲を思い出してしまった「Hang New’s High」、ブラジリアン・ミュージックの中でもポピュラーな楽曲に近いイメージの「Rodrigo de Izu」、the band apartのアコースティックが好きな人にも訴求しそうな「エウロパ」、PHONO TONESとのスプリット所収の「シエノとレイン20形」、ぐっとチルアウトなボサノヴァ調の「Port Ellen」まで、迫力と洒脱を行き来する全10曲が楽しめる。(石角 友香)
あるひとつの空間に、複数の人間が楽器を持って集い、夜通し音を奏でる。そして朝が来たら、人々はそれぞれの場所に帰っていく。たった一晩の出来事。だからこそ、そこで奏でられた音楽には崇高さすら宿る。――この静岡出身のインスト・バンド、ADAM atのメジャー・デビュー作を聴いていると、そんな光景を思い浮かべる。その理由はやはり、中心人物であるキーボーディスト、タマスケアット以外に、このバンドが固定メンバーを持たないからだろう。ADAM atの音楽には出会いと別れがある。音を鳴らしている、その間だけはみんなで大いに楽しもうぜ! という切実な想いがある。ボサノヴァやジャズを消化したウォームなサウンド。流麗な鍵盤の音色と躍動感のあるドラムが紡ぐ調和と摩擦。SAKEROCKやSPECIAL OTHERSが持つ音楽の”野性”がここにもある。(天野 史彬)
アルバムのオープニングを飾る「higher」から、賑やかで煌びやかなホーンが鳴り響いて、ファンキーでダンサブルなサウンド&メロディが溢れ出すFBYの新作。ギタリストが脱退したバンドは、鍵盤とホーンを加えたギターレスの編成で、自身のルーツであるファンクや、メロウでソウルフルなポップ・サウンドを深化させた。ファンク・ミュージックというと、ギターやベースによるリフやフレーズがフックとなることも多いが、あえてまったく竿物を使わないのも面白いかもしれないという発想で、作り上げているのはバンドとしての柔軟性の高さだろう。洒落っ気たっぷりのポップ性やアレンジで、遊び心ある音楽を生んでいたFBY。ルーツに回帰しつつも、かしこまったり落ち着いたりすることなく、ストリート感たっぷりで尖っている。(吉羽 さおり)
常にセルフ・プロデュースで 作品を世に送り出してきたFBYが、完全に”プロデュースされる”企画盤『Backyard Sessions #002』。結成11年目にして未開の地へ踏み込んだ新たな作品が届いた。フルカワユタカ、イルリメ、KOICHI(Sawagi)ら6名のプロデューサーが手掛ける濃い色を宿した楽曲が、”FBY”という指標にフォーカスすることで、FBY然とした楽曲に仕上がっている。結局のところ、知らず知らずのうちにFBYは自らをプロデュースしているかもしれない。Track.1で心拍数が徐々にあがり、中盤で高揚する気持ちを隠しきれず、いつの間にかやってくるTrack.6では恍惚してしまうこと間違いなし。何度でもリピートしたくなる日常に溶け込む1枚だ。(白崎 未穂)
ラウドロックが好きな人に”ADAM atでヘドバンできますか?”って聞いてみたい
ファンク・サウンドにどっぷりと浸かり、快哉を叫ぶ。FBY流健康的な音楽のすすめ
バンドマンとしての本当のところを1st EPから教えてもらえたのはデカかった(小関)
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Skream! 2022年10月号

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