“一見さん”でも「お座敷遊び」体験 元舞妓・芸妓の中川千賀子さん、京都・宮川町で提案 – トラベルニュースat

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京都では舞妓、芸妓を呼んで舞踊やお囃子など「お座敷遊び」を提供するお茶屋が数多くある。お茶屋でお座敷遊びがしたくても大抵は「一見さん、お断り」。紹介者が必要とされ、一般人にはなかなか足を踏み込めない世界だ。
そういった特別なお茶屋遊びの世界の楽しみ方を広く知ってもらおうと取り組んでいるのがK―ART PLAN(本社京都市左京区)。同社の代表で花街コンシェルジュの中川千賀子さんは、自身の舞妓・芸妓経験を生かし、2021年6月から「花街のお座敷遊び体験」を始めた。コロナ禍の真っただ中に事業化したのは、お座敷が激減したお茶屋への恩返しの意味もあったという。
同社が提供しているのは、お茶屋の座敷に舞妓や芸妓を呼んで食事とお座敷遊びを体験する「お座敷遊びプラン」▽気楽に舞妓・芸鼓と花街のバーで歓談する「花街barプラン」▽舞やお囃子、唄・三味線を体験する「オプションプラン」の3つ。利用料金はお客の希望を聞いてから、見積りを行う仕組み。
中川さんは「『一見さん』という花街の文化も大事ですが、広く花街を知っていただかないとせっかくこれまで続いてきた花街の文化が廃れてしまいます。お茶屋の女将さんにその思いをお話ししましたら『やってみ』と言っていただけました。私自身が舞妓、芸妓でしたので、その経験を通してお座敷の文化や歴史をわかりやすくお伝えしお座敷遊びを安心して楽しんでいただけるようサポートいたします」。
具体的な取り組みとして関西の中小旅行会社に「お座敷遊び体験」を知り、販売してもらおうとこのほど、体験ツアーを実施し11人が参加した。
中小旅行会社を対象にした体験ツアーは大好評
ツアーは京都・南座前に集合した後、中川さんの案内で宮川町を散策し、お茶屋「駒屋」を見学。隣接する「宮川町 き久屋」で食事とともに舞妓さんと地方が登場。舞、お座敷遊びなど、非日常の体験をした。参加した旅行会社は「お座敷遊びは聞いたことがありましたが、実際に同業の仲間と体験してみて、これほど楽しいものとは思いませんでした。ぜひ、お客さんに紹介したいですね」と感想を述べ、集客に意欲をみせていた。
京都を代表する花街の一つ、宮川町を歩く
同社では洋楽や邦楽の演奏会などの企画運営も行っている。
問い合わせ、詳細は電話090―5368―4396。
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